指宿報国神社のアコウ 詳細
指定区分:指宿市指定天然記念物 |
読み方:いぶすきほうこくじんじゃ |
称号:日本一のアコウ |
別名:宮ヶ浜のアコウ |
学名:Ficus superba |
樹齢:300年 |
樹高:15m |
幹周:11m |
施設:なし |
住所:鹿児島県指宿市西方4843-2 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2017年9月16日 |
念が籠る日本一のアコウ
この木は指宿(いぶすき)の指宿報国神社にある。
226号線から細い路地を入ると、人の手があまり入っていない草が生えた寂しい雰囲気の神社と寺が見えた。
それもそのはず国内最後の内戦、西南戦争没者と人霊を祀っている。
墓に立つ巨木は、一部子孫が墓参りに来て花があるものもあれば、アコウに包まれ墓石の名前の見えないような墓まであった。
根に覆われた墓を見るのは実に悲しい。
先祖の墓に参ることがないなんて子孫は途絶えたのだろうか?
いろんな思いがこみ上げてくる。
そしてその場所にインパクトの強い日本一のアコウは立っていた。
決して悪い気ではなく、良い気とも言えない、でも強く訴えるものがあったからこそ撮影を決行。
西南戦争は昔習って名前くらいしか知らなかったが、このアコウを通じて歴史を知ることができ鹿児島の先端まで来ることができた。
深々と礼をしてこの神社を後にした。
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