岩屋のカツラ詳細
読み方:いわやのかつら |
指定区分:鏡野町指定天然記念物 |
学名:Cercidiphyllum japonicum |
樹齢:700年 |
樹高:20m |
幹周:15m |
施設:なし |
住所:岡山県苫田郡鏡野町岩屋716 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年4月28日 |
岡山一の太さを誇る巨木 岩屋のカツラ
岡山県北部津山市からさらに北の山間に入っていく。
岩屋神社の背後の山に位置するこの巨木は、岩屋神社の裏手から石が多く足元が不安定な道を登って行くと突如現れる。
スニーカーでいけないこともないが、とにかくよく滑るので登山シューズの方が安全だ。雨の日は諦めるのが無難。
主幹を失ったカツラは大きな口を開け異世界へと通じる洞穴のようだった。
中に入ってみると水分を多く含みしっとりとしている。
洞の中からカツラと同じ目線で植林を見た。
このカツラは700年もこの景色を見ていると考えるとまた違った景色に見えてくる。
写真に撮ると何故か顔のようにも見え、少し不気味な印象をうけるかもしれないが日光のあまりあたらない急斜面で育ち主幹を失った悲壮感がそうさせるからだろう。
実際は、多くのヒコバエが生え、根は太くうねりながら地面をはい、水分をしっかり吸い上げ一本の木ということを忘れてしまう。
森のよう生き生きとして元気なカツラ。
岩屋のカツラは環境省の登録から漏れ、岡山で一番太いにも関わらず無名に近い存在でひっそりと佇んでいた。
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