野間の大ケヤキ 詳細
読み方:のまのおおけやき |
指定区分:国指定天然記念物 |
学名:Zelkova serrata |
樹齢:300年以上 |
樹高:25.0m |
幹周:12.0m |
施設:駐車場・トイレ |
住所:大阪府豊能郡能勢町野間稲地251-1 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年6月4日 |
ケヤキ番付 西の横綱
全国のケヤキ番付をつけるなら
東の横綱が東根の大ケヤキ
西の横綱は野間の大ケヤキとも言っても過言ではない。
どちらも愛されてる巨木で、多くの人が訪れている。
このケヤキは新緑の季節に見たいと思い、6月4日快晴の早朝に伺いました。
※駐車場は、午前9時~午後4時までの営業
野間の大ケヤキは、一目見ただけで虜にする不思議な魅力がある木
青空に新緑の葉が揺らぎ美しく、熱くも寒くもなく心地よい風が吹くどこか海外にいるような空気感。この時期の早朝に来て良かった。
辺りを見渡すと早朝にも関わらず地元のボランティアの方々だろうか?
駐車場管理に掃除やフクロウの解説などをしてくれている。
他にも見物客が複数いるということには驚いた。
そして30分もすると次から次にバイカーの人たちや地元の方など訪れ、更に活気づいてくる。バイクの駐車場に三角コーンまで立て始めている。
ボランティアらしき人からいろいろ話を聞くことができました。
土日は一日で500~600人くらいの人が来るそうで、週末は特に多い
フクロウの巣がケヤキの奥の木にあるようで、どこにいるか詳しく教えてくれ見ることができました。※望遠カメラでないととても写真に収めることは難しい。
ボランティアのフクロウおじさんは、来る人みんなにフクロウの解説をしていましたよ。
他にも、フクロウおじさんから子供の頃のエピソードを聞くことができました。
「子供の頃は、このケヤキの周りに輪になって盆踊りをしていたりみんな木登りもしていた。大ケヤキが弱ってきたから樹医さんに診てもらうと土壌がカチカチで栄養がないことがわかり盛り土をして今みたいな元気になってきたんだよ」
地元民しか知らないような貴重な話を聞くことができ大満足。
巨木で大勢な人に会うことは非常に珍しいことですが、この巨木を見たらその理由がすぐにわかった気がします。
どっしりとしていて包み込むような優しさがあるケヤキ
地元からも人々から昔からずっと愛されてる巨木でしっかり優しく管理してきたからこそ人気なんだろうと感じました。
青空に新緑が美しい大ケヤキを見ながら、備え付けのベンチに腰掛け持参のコーヒー豆を擦る。熱湯を入れた水筒でコーヒーを淹れる。そんなことができるのもこの巨木の魅力のひとつ。
淹れたてのコーヒーを飲み、大ケヤキを眺める至福の時間
あぁ贅沢だ。また来よう。と誓い野間の大ケヤキを後にしました。
これほどの巨木が近くにあるのは羨ましいことですね。
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