
善峰寺の遊龍の松 詳細
| 読み方:よしみねでらのゆうりゅうのまつ |
| 別名:遊龍の松、遊龍松 |
| 文化財指定:国指定天然記念物 |
| 選定歴:新日本名木100選 |
| 学名:Pinus |
| 樹齢:600年以上 |
| 樹高:2.3m |
| 幹周:1.6m |
| 施設:駐車場・トイレ |
| 住所:京都市西京区大原野小塩町1372 |
| 難易度:★★☆☆☆ |
| 樹勢 :★★★★☆ |
| 撮影日:2026年3月15日 |
| 詳しいデータの見方はこちら |













地を這う、全長37mの龍
京都・善峯寺の境内にある「遊龍の松」
この松の最大の特徴は、巨木らしく空へ高く伸びるのではなく、地面すれすれを這うように横へ伸びていることです。
樹高はわずか2.3m。
しかし、左右へ大きく広がった枝幹は現在でも全長約37mに達し、境内をうねりながら進む巨大な龍のような姿を見せています。
長く伸びた枝は何本もの支柱によって支えられ、その下を歩いていくと、一本の松を見ているというよりも、松そのものが庭園の一部を覆っているような独特の感覚があります。
樹齢は600年以上。
長い年月を生きてきた古木でありながら、その姿には老木特有の重々しさだけではなく、横方向へ伸び続けようとする強い生命力も感じられます。
かつては現在よりさらに長く、全長50mを超えていたともいわれています。
巨木というと、太い幹や見上げるほどの高さに目が向きがちですが、遊龍の松はその常識とはまったく違います。
上ではなく、横へ。庭師が代々600年以上の歳月をかけて地を這うように伸ばしたその姿は、まさに「遊龍」という名前そのもの。
数値だけを見れば巨大な幹を持つ木ではありませんが、樹形の異様さと存在感では、他ではなかなか見ることのできない唯一無二の名木です。
善峯寺を訪れたなら、ぜひ端から端まで歩きながら、この龍のような姿を見てほしい一本です。
また春には桜が咲き乱れるので、松と桜の共演もぜひ見たいと思いながら撮影していました。
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