杉の大杉 詳細
指定区分:国指定特別天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:3,000年以上 |
樹高:57m、50m |
目通り幹囲:15.6m、11.4m |
施設:駐車場・トイレ |
住所:高知県長岡郡大豊町杉794 八坂神社境内 |
難易度:★☆☆☆☆ |
樹勢 :★★★★★ |
撮影日:2021年5月3日 |
日本一の杉、そして国指定特別天然記念物「杉の大杉」
実際、新潟の将軍杉が日本一幹周19.31mで日本一という声もありますが、
杉の大杉を目の前にすれば数字上の意味のなさに言葉もでないはずだ。
現段階で、圧倒的に杉の日本一と言って間違いない。
杉の大杉は、四国の旅で一番来たかった場所だ。
期待が膨らみ過ぎて期待を越えて来るのか心配になるほどだった。
駐車場に車を停め、チケットを買い、 八坂神社の鳥居をくぐり階段を登ると・・・
幹回り15.6mの南大スギと幹回り11.4mの北大スギが並んで聳える姿が現れる。
とんでもない迫力・・・感無量。
快晴の中、朝日が射し込み、そして日本一の杉が目の前にある何という最高の日!
日本一の杉は樹勢、太さ、高さ、樹形どれもトップクラスで素晴らしい。
期待を遥かに越える存在感に興奮を覚えた。
チケット売り場の地元の方に話しを聞くことができた。
「昔は、この地域は雪がたくさん積もったがここ数十年は少し積もるくらいで気異常気象を心配している。観光客が増え、杉の大杉を見えやすいようにと周りの木々を斬ったことで、杉の大スギに落雷が落ちたのではないか。遊歩道も柵も昔はなかったから触ることができた。良かれと思ってやったことがマイナスにならないといいけどね。触らないのが一番だと思うんだけど」
とても共感できる的を得た話だった。
ただ地元の人と環境が今も尚この巨木の長寿を支えていることも事実。
自然界の知識を学びいつまでも大切にしていきたい日本の宝だと感じた。
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