2023年7月15日「全国制覇の一報」
次に向かったのは、日本一の栗の巨木
栗の巨木が初めてなのでどんな木なのか気になっていた。
道中は、山への入口が中々見つからず町の人に聞き、何度も間違えながら山奥へ進む
松保の大杉への道と同様、鬱蒼と茂った草に轍の跡が残る道
ジムニーは両サイドを草を擦りながら走り抜けた。
小さな広場(駐車場)についた。少し歩けば着く距離だ。
車からカメラと三脚を足早に出し歩き出した。
この時、小雨が降っていたが、巨木の前に着くとピタッと止んだ・・・まただ。

「大井沢の大栗」
地面と幹の境界線をなくすように伸びたツタが、雨で黒光りした太い幹を登る。
そこから扇状に広がり伸びた五本の大枝。
素晴らしい!という感動と共に。無残に折れた1本が視界に入る。
雨が止んでいる間にサササッとシャッタを切っていく。
撮り終えカメラをバッグにしまうと、ポツポツポツと雨が降り始めた。
「大井沢の大栗」←詳細はこちら
この日、2本見ただけだが17時は過ぎていた。
もうまわれないと思ったが、すでに胸いっぱいで十分に満たされていた。
その後、居酒屋で巨木話をしているとき、ブログやHP、SNS界隈にいる巨木好きさんの話になって
Twitter(X)で@kyobokistさんの話が話題に、ほぼTwitterをやらない自分は知っている程度だったが、そのタイミングで見てみると巨木で全国制覇しました!という投稿だった。
巨木界隈で同年代全国制覇した人を知らない。
ましてやひとまわり以上違う、井の中の蛙ということを思い知った。
DMして会話している中で小学3年生から巨木に興味をもっていて親は興味ないという、何ということだ!そんな世の子供たちが、任天堂スイッチやマンガに興味をもつころに巨木に興味を持ったとは、神童か!そこから18年で全国制覇。若干28.9歳
上には上がいるもんだ。そしてこの@kyobokist、こと「益子さん」が巨木図鑑で多大な協力をしてくれることになりました。この神童益子さんがいなければ満開の桜の写真は巨木図鑑からもっと少なくなっていました。
山形での居酒屋の会話がなければ、山形に来ていなければ・・・
そう考えると、この会話と出会いに奇跡的なものを感じていました。
2023年7月15日 行動記録

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