糸井の大カツラ 詳細
読み方:いといのおおかつら |
指定区分:国指定天然記念物 |
学名:Cercidiphyllum japonicum |
樹齢:伝承2,000年 |
樹高:36m |
幹周:18.4m |
施設:駐車場・トイレ |
住所:兵庫県朝来市和田山町竹ノ内 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★★ |
撮影日:2023年6月23日 |
糸井の大カツラ
糸井渓谷の最奥部に立地するカッラの雄株で、高さ35m、枝張り
東西30m、南北31m。主幹は朽ち大小80本以上の「ひこばえ」が
その周囲から発生し、旧主幹を保護するような形で林立している。
主幹の朽ちた内径は東西4.4m、南北3.0m。地上約6mでリョウブ・
オオズミの2本がくいこみ、キヅタ・イワガラミ・ッタウルシ・ツタなど
が巻き付きコタニワタリが着生している。カッラの巨木としては全国
にまれに見るものである。
昔、この地方の大日照りに際し、名僧を招き雨乞いをしたところ、
この木に法衣をかけて祈願し干害を救ったと伝えられているところ
から、土地の人はこの木を「衣木(ころもぎ)」または「大木(おおぎ)さん」
と称して尊んでいる。
昭和26年6月9日 国指定天然記念物に指定
朝来市教育委員会
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