神峯神社の大樟 詳細
読み方:こうのみねじんじゃのおおくす |
指定区分:高知県指定天然記念物 |
学名:Cinnamomum camphora |
樹齢:900年 |
樹高:32m |
幹周:11.4m |
施設:駐車場・トイレ(駐車場にあり) |
住所:高知県安芸郡安田町唐浜 |
難易度:★★★☆☆ |
樹勢 :★★★★☆(2022年7月下旬倒木) |
撮影日:2021年5月5日 |
閑散とする神社に立つ野性感溢れるクスノキ
神峯神社は、神峯山(569.9m)の山頂付近にあり、
駐車場に車を停め、そこから急な坂を登り始めると左手に神峯寺大師堂へのコンクリートの綺麗な道、右手に神峯神社へのボコボコに盛り上がった石段道
中々体力が要りそうな登り階段を汗を流しながら登る。
参道は蜘蛛の巣がはり、参拝者の気配がない。
この急な階段が参拝者を減らしたに違いないと思える程、急こう配。
立派な本殿の手前の急な斜面にクスノキの巨木は聳えている。
神社の御神木というよりは、木々に囲まれ野性感があり、少しの疲労感と達成感がより素晴らしいものに見せてくれる。
そこまで人の手は入っていないが、逆に様々な植物に囲まれる本来の姿に思え居心地が良かった。
追記:2022年7月下旬倒木 大雨により地盤が緩み重さに耐えきれなかった。
900年という途方もない歳月をこの場所で見守り続けた神峯神社の大樟
残念でなりませんが、倒木前に出逢え最後の元気な姿をカメラに収め記録として残せたことはとても大きいことだと思いたい。
こうして倒木直前に遭遇することが多い。
もしかすると最後に私を呼んでくれたのかもしれない。
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