
河口浅間神社の七本スギ 詳細
読み方:かわぐちあさまじんじゃのしちほんすぎ |
指定区分:山梨県指定天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:伝承1200年 |
樹高:43m(天壌杉) |
幹周:8.1m(天壌杉) |
施設:駐車場・トイレ |
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口1 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2021年4月1日 |










巨木天国!河口浅間神社
参道の入口、大鳥居から杉の巨木並木が立ち並び、辺りには線香の煙が漂っている。別世界へ足を踏み入れた感覚。ゆっくりと真っすぐ拝殿へ向かう。
伺ったのは4月1日、拝殿には桜に花がつき見頃を迎えていた。
拝殿右手には7本もの巨木が聳える。
その七本の杉それぞれに名前と番号があり別名まであるのでまとめてみました。
■一号杉:御爾杉(みしるし)別名「母衣懸杉」(ほろかけすぎ) 幹周:6.8m 樹高:46m 樹齢:1,200年以上 |
■二号杉:産射杉(うぶや)別名「産屋杉」 幹周:7.1m 樹高:46m 樹齢:1,200年以上 |
■三号杉:齢鶴杉(れいかく)別名 幹周:6.8m 樹高:46.5m 樹齢:1,200年以上 |
■四号杉:神綿杉(しんめん)別名「献虫巣杉」 幹周:7.5m 樹高:47m 樹齢:1,200年以上 |
■五号杉・六号杉:両柱杉(ふたはしら)二本で一つの名 幹周:8.6m/7.3m 樹高:47.5m/42.5m 樹齢:1,200年以上 |
■七号杉:天壌杉(てんじょう)別名「御柱杉」 幹周:8.1m 樹高:43m 樹齢:1,200年以上 |
これらの杉を巡りながら案内板を読んでいくのもご利益がそれぞれありおもしろい。
どれも迫力ある巨木なのだが、特徴的な杉は一番奥に聳える天壌杉だろう。
根回りが30mと規格外。見ごたえもあり良い杉です。
七本杉や参道の杉以外にも、境内には樹齢500~800年の樹木が100本ほどあるそうで、滝などもあるので時間をかけてゆっくりと見てまわりたいものです。
全国にある浅間神社は、およそ1300社あるといわれています。そのほとんどの社が「せんげん」と読んでいますが、河口浅間神社は「あさま」と呼び習わしています。理由として「あさ ま」は古い日本語で「火の山」を意味し、中国から漢字を輸入し「浅間」と当てた結果、後に「せんげん」と読み下すほうが主流になったという説もありますが、詳細は不明。
河口浅間神社 公式サイト
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