大石脇出の大カツラ 詳細
読み方:おおいしわきでのおおかつら |
指定区分:なし |
学名:Cercidiphyllum japonicum |
樹齢:不明 |
樹高:25m |
幹周:10m |
施設:なし |
住所:滋賀県大津市大石富川3丁目5-6 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年5月4日 |
滋賀県に無名に近い情報の少ないカツラがあることを知り早速天気が良い日に行ってみることにした。
信楽ICを降りて信楽焼が有名な町の街道を走る。くねくねと細い道が続くが問題なく山間の小さな小さな富川集落まで到着することができる。
環境省のデータから漏れていることもあり、看板・案内板などはなく、ただの大きい木として急斜面に立っている。
大石脇出の大カツラはまだ樹齢が若いのか、カツラの主幹が残り幹・枝葉のすべてが非常に元気で若々しい。ヒコバエも太く一目で樹勢が良いことがわかる。カツラは従来、湧き水や川側など水が豊富な場所に生息するが、辺りには目立った水場がない。信楽川の水脈に足を突っ込んでいるのだろう。
早朝朝日が昇ることから撮影を開始したが、新緑の美しい葉がキラキラと輝き、風が吹けば枝葉は揺れすべてが美しい。自然って本当に美しい!名木を発見した喜びは何とも言えないいい気分だ。
たくさんの写真を何度も急斜面を登り降り撮影ししっかり楽しませてもらった。
この大石脇出の大カツラは全方位素晴らしい巨木。今後、更なる成長を見守っていきたい。
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