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カツラ、桂

落河内のカツラ

yoji koyama · 2024年11月21日 · コメントを書く

落河内のカツラ

落河内のカツラ 詳細 

読み方:おちがこうちのかつら
指定区分:鳥取県指定天然記念物
学名:Cercidiphyllum japonicum
樹齢:300年以上
樹高:30m
幹周:12.9m
施設:駐車場スペース
住所:鳥取県鳥取市河原町北村字倉 房588
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年4月29日

落河内のカツラ
落河内のカツラ
落河内のカツラ
落河内のカツラ
落河内のカツラ
落河内のカツラ
落河内のカツラ

鳥取一の巨木

2022年3月、鳥取・島根の巨木遠征
落河内のカツラまでは車道があり難なく行けると安易に考えていた。
山道に入ると道路には雪が現れた。除雪されていることにホッと胸をなでおろす。

あと3km、2kmと何とか通れたが、
残り1kmというところで雪の壁が道路を塞いでいた。通行止めである。

歩いて行こうと試みるも胸まである雪に断念した。
河原町は春でも雪深かった。

そして2023年4月末、山の神に会いに鳥取に向かった。


前回の様な雪はなく、朝日が昇る前に到着できた。

辺りが明るくなるにつれ期待を遥かに超える美しい全貌を現したカツラ

新緑の葉が生い茂り一面を緑の世界にしている。

重力に逆らって横に伸びる大枝は、どれだけの重量を支えているのだろうか。

様々なことを考えながらも集中して撮影する。

聞こえるのは渓流のせせらぎと風に揺れる葉の音

澄んだ空気を何度も深く吸いゆっくりと吐く。体の中の不純物が浄化されていく感覚。

二年越しに来れた落河内のカツラは大好きな一本となった。

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小井田の千本桂

yoji koyama · 2024年9月1日 · コメントを書く

小井田の千本桂

小井田の千本桂 詳細

読み方:こいだのせんぼんかつら
指定区分:一戸町指定天然記念物
学名:Cercidiphyllum japonicum
樹齢:700年
樹高:24m(実際は9m程)
幹周:21.3m(元気だった頃の数値と思われる)
施設:なし
住所:岩手県二戸郡一戸町一戸小井田
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★☆☆☆☆(倒木からの新芽)
撮影日:2023年7月22日
小井田の千本桂
階段を降りたところにある丸いものはかつての井戸
小井田の千本桂
無残に切られたカツラの幹から新しいヒコバエが伸びる
小井田の千本桂
切った原因は定かではないが不朽が進み道路に倒れると事故につながるからだろう
小井田の千本桂
カツラはまだ生きている。また何百年後かに大木となることを願った。

かつてここには幹周20mを越えるカツラの巨木があった。

「人里の巨木たち」では2006年の切られる前の貴重な写真が公開されています。

弱っていると記載されていましたが、伺うと見るも無残にぶつ切り状態になっていて正直ショックを受け、「本当にここまで切る必要があったのか?」そんな疑問が頭の中で巡り、もう少し早く来たかったと普段しない後悔の念がこみ上げました。

何故、樹齢700年と言われるカツラが弱り切られたのか考えてみると、その複雑な道路に原因がありそうな仮説が立ちました。

カツラが立つ場所は、高速の一戸ICがすぐ近くにあり、道路が複雑に走っています。少し調べてみると八戸IC開通に伴い、1986年(昭和61年)11月27日一戸ICが完成していることがわかりました。

道路を作るために多くの穴を開けたことで、根元にある井戸の水脈が変わり水分がカツラに供給できなくなったことでカツラは弱り始め、数十年で腐朽し切られたと考えると仮説ではありますが辻褄は合います。

カツラは他の巨木と大きく違い、美しい水がないと生きることができない木。

だからこそ、源流、湧水、川に生息していることが多いと考えられています。

人が便利を求め、ダムを造り川を塞き止めカツラが枯れる。川を汚しカツラが枯れる。そんな場面をたくさん見てきました。ただそのダムの恩恵を受けているし、自分も生活の中で川を汚して高速道路も利用しているので偉そうに言えたものではありませんが、このカツラも人災を受けた一本なんだろうと申し訳ない気持ちになりました。

壊れた自然を見ると考えさせられます。

自分はこうした巨木の記録を残し後世に伝えていくことはできるので、引き続き楽しみながらやっていきたいと思う次第です。

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子安地蔵尊かつら

yoji koyama · 2024年8月15日 · コメントを書く

子安地蔵尊かつら

子安地蔵尊かつら 詳細

読み方:こやすじぞうそんかつら
指定区分:花巻市指定天然記念物
学名:Cercidiphyllum japonicum
樹齢:伝承800年
樹高:22m
幹周:19m
施設:駐車場スペース
住所:岩手県花巻市上根子玄番244-1
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★★
撮影日:2023年7月22日

子安地蔵尊かつら
美しい田園に民家と併設する子安地蔵尊
子安地蔵尊かつら
小さな祠がありその後ろにカツラが聳える
子安地蔵尊かつら
かつらの甘い香りが辺りを包む
子安地蔵尊かつら
ヒコバエも密に生え樹勢はかなり良い
子安地蔵尊かつら
枝葉が地面に触れるが支柱なしでも折れる気配は全くない
子安地蔵尊かつら
祠の裏手にまわると縦横無尽に伸びる素晴らしいカツラの全貌がみることができる
子安地蔵尊かつら
幹周19m数値に負けない大迫力。そして木に包まれるような空間が素晴らしい
子安地蔵尊かつら案内板
子安地蔵尊かつらの案内板

かつらの樹冠に包み込まれる素晴らしき空間

子安地蔵尊は各地に点在している。巨木巡りをしているとちょくちょく耳に入ってくる名前。調べてみると子安地蔵尊とは、妊婦の安産を守護するという地蔵尊のことだそうだ。

かつらの樹齢は伝承で800年、かつらの後に子安地蔵尊が祀られたのか定かではないが信仰の対象となっている木は祀られ伐採を逃れることが多くこうして元気な姿を拝めてありがたい限りだ。

岩手県は10mを越える超巨木が数多く見られる。TOP5は全てカツラだが、一位の稲荷神社の千本桂は、一本として認識しずらく二位の小井田の千本桂は倒木。三位は明神のカツラ、四位に大洞の千本カツラ、そしてこちらの子安地蔵尊かつらと続く。県下でも最大級の大きさを誇るカツラの巨木と言える。また樹勢の良さが特に際立つように感じた。

主幹はすでに無くなっていると思われるが、ヒコバエが主幹なみに太くなり迫力に圧倒される。

そして辺り一帯をカツラ特融の甘い香りが漂い。新緑の美しい葉が風に揺れる。

美しいカツラだ。清流の側でなくてもこれだけ素晴らしいカツラに出会えたことに感動し撮影後もカツラの日影でゆっくりさせてもらった。

岩手県屈指の名木と言える。

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