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巨木の世界

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古屋敷の千本桂

yoji koyama · 2024年9月2日 · コメントを書く

古屋敷の千本桂

古屋敷の千本桂 詳細

読み方:ふるやしきのせんぼんかつら
指定区分:軽米町指定天然記念物
学名:Cercidiphyllum japonicum
樹齢:600年
樹高:25m
幹周:15.3m
施設:なし
住所:岩手県九戸郡軽米町晴山第26地割77-4
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年7月22日
古屋敷の千本桂
古屋敷の千本桂の側には、趣のある鳥居が立つ
古屋敷の千本桂鳥居
鳥居をくぐり反対側の景色 異界につながっているようだ
古屋敷の千本桂
流れるような根が特徴のカツラ
古屋敷の千本桂
新緑が美しく季節・天候がベストタイミングだ
古屋敷の千本桂
カツラの直ぐ側には、墓石だろうか小さな祠が並ぶ
古屋敷の千本桂
樹勢も極めて良好。葉が生い茂り地面についている
古屋敷の千本桂
カツラと自分の大きさ比較
古屋敷の千本桂
両サイドの木を額縁に見立て撮影
古屋敷の千本桂
素晴らしい名木に出会えてにっこり

滝の流れのように地を這う根が魅力的

車を走らせていると岩手県最大級の大きな大きな古屋敷の千本桂の樹冠が見えてくる。

付近に駐車場はないが、このカツラは道路からではなく簡単にアクセスできるので是非近くで見てほしい。というのもこのカツラの最大の魅力は何と言っても流れるような根。そしてそこから立ち上がる太くて密集したヒコバエ。

これを見ないのはもったいない訳です。

訪れた時期が良く、辺り一面緑、そして先ほどまで雨が降っていたのか艶やかな草、カツラの葉が本当に美しい世界を作り上げていた。

数本幹が切られていて樹形は少し崩れてしまっているものの、全体の樹勢の良さがカバーしてくれ素晴らしい名木と言える。

この樹勢であればまたすぐに大きなカツラとなるだろう。

とても楽しみにしていたカツラだったので、素晴らしいタイミングで出会え、近づいて見て離れて見てとゆっくりと堪能しました。

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小井田の千本桂

yoji koyama · 2024年9月1日 · コメントを書く

小井田の千本桂

小井田の千本桂 詳細

読み方:こいだのせんぼんかつら
指定区分:一戸町指定天然記念物
学名:Cercidiphyllum japonicum
樹齢:700年
樹高:24m(実際は9m程)
幹周:21.3m(元気だった頃の数値と思われる)
施設:なし
住所:岩手県二戸郡一戸町一戸小井田
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★☆☆☆☆(倒木からの新芽)
撮影日:2023年7月22日
小井田の千本桂
階段を降りたところにある丸いものはかつての井戸
小井田の千本桂
無残に切られたカツラの幹から新しいヒコバエが伸びる
小井田の千本桂
切った原因は定かではないが不朽が進み道路に倒れると事故につながるからだろう
小井田の千本桂
カツラはまだ生きている。また何百年後かに大木となることを願った。

かつてここには幹周20mを越えるカツラの巨木があった。

「人里の巨木たち」では2006年の切られる前の貴重な写真が公開されています。

弱っていると記載されていましたが、伺うと見るも無残にぶつ切り状態になっていて正直ショックを受け、「本当にここまで切る必要があったのか?」そんな疑問が頭の中で巡り、もう少し早く来たかったと普段しない後悔の念がこみ上げました。

何故、樹齢700年と言われるカツラが弱り切られたのか考えてみると、その複雑な道路に原因がありそうな仮説が立ちました。

カツラが立つ場所は、高速の一戸ICがすぐ近くにあり、道路が複雑に走っています。少し調べてみると八戸IC開通に伴い、1986年(昭和61年)11月27日一戸ICが完成していることがわかりました。

道路を作るために多くの穴を開けたことで、根元にある井戸の水脈が変わり水分がカツラに供給できなくなったことでカツラは弱り始め、数十年で腐朽し切られたと考えると仮説ではありますが辻褄は合います。

カツラは他の巨木と大きく違い、美しい水がないと生きることができない木。

だからこそ、源流、湧水、川に生息していることが多いと考えられています。

人が便利を求め、ダムを造り川を塞き止めカツラが枯れる。川を汚しカツラが枯れる。そんな場面をたくさん見てきました。ただそのダムの恩恵を受けているし、自分も生活の中で川を汚して高速道路も利用しているので偉そうに言えたものではありませんが、このカツラも人災を受けた一本なんだろうと申し訳ない気持ちになりました。

壊れた自然を見ると考えさせられます。

自分はこうした巨木の記録を残し後世に伝えていくことはできるので、引き続き楽しみながらやっていきたいと思う次第です。

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多賀神社の姥木

yoji koyama · 2024年8月19日 · コメントを書く

多賀神社の姥木

多賀神社の姥木 詳細

読み方:たがじんじゃのうばき
指定区分:雫石町指定天然記念物
学名:Cryptomeria japonica
樹齢:伝承790年
樹高:40m
幹周:9.0m
施設:駐車スペース
住所:岩手県岩手郡雫石町御明神多賀44
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年7月22日
多賀神社
大きな鳥居が迎えてくれる。
多賀神社の拝殿と姥木
多賀神社の拝殿と姥木
多賀神社の姥木
姥木上部の様子
多賀神社の姥木
姥木を下から見上げた様子
多賀神社の姥木
どっしりとした根周り、幹周はも9mを越える

小さな神社には大きな鳥居と大きな拝殿そして姥木が聳える

大きな鳥居をくぐる前から大きな拝殿が正面に見える

その拝殿に使用されている柱があまりにも太い!ついでに柱を支える石もどでかい!ついついそちらに目を奪われてしまうが、拝殿の右手に立派な姥木が見える。

データでは8mだったが、私のつたない測り方だが実際計測してみると幹周9mを越えていた。

どうりで太く見えるわけだ。ただ写真は圧縮されて細く見えてしまうが、実際は感動レベルの立派な太い杉です。

樹勢も良く成長し続けているようで、立派な姿をのんびり眺めていたいところでしたがが、蚊が多すぎたので早々に退散して次の巨木に向かいました。

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子安地蔵尊かつら

yoji koyama · 2024年8月15日 · コメントを書く

子安地蔵尊かつら

子安地蔵尊かつら 詳細

読み方:こやすじぞうそんかつら
指定区分:花巻市指定天然記念物
学名:Cercidiphyllum japonicum
樹齢:伝承800年
樹高:22m
幹周:19m
施設:駐車場スペース
住所:岩手県花巻市上根子玄番244-1
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★★
撮影日:2023年7月22日

子安地蔵尊かつら
美しい田園に民家と併設する子安地蔵尊
子安地蔵尊かつら
小さな祠がありその後ろにカツラが聳える
子安地蔵尊かつら
かつらの甘い香りが辺りを包む
子安地蔵尊かつら
ヒコバエも密に生え樹勢はかなり良い
子安地蔵尊かつら
枝葉が地面に触れるが支柱なしでも折れる気配は全くない
子安地蔵尊かつら
祠の裏手にまわると縦横無尽に伸びる素晴らしいカツラの全貌がみることができる
子安地蔵尊かつら
幹周19m数値に負けない大迫力。そして木に包まれるような空間が素晴らしい
子安地蔵尊かつら案内板
子安地蔵尊かつらの案内板

かつらの樹冠に包み込まれる素晴らしき空間

子安地蔵尊は各地に点在している。巨木巡りをしているとちょくちょく耳に入ってくる名前。調べてみると子安地蔵尊とは、妊婦の安産を守護するという地蔵尊のことだそうだ。

かつらの樹齢は伝承で800年、かつらの後に子安地蔵尊が祀られたのか定かではないが信仰の対象となっている木は祀られ伐採を逃れることが多くこうして元気な姿を拝めてありがたい限りだ。

岩手県は10mを越える超巨木が数多く見られる。TOP5は全てカツラだが、一位の稲荷神社の千本桂は、一本として認識しずらく二位の小井田の千本桂は倒木。三位は明神のカツラ、四位に大洞の千本カツラ、そしてこちらの子安地蔵尊かつらと続く。県下でも最大級の大きさを誇るカツラの巨木と言える。また樹勢の良さが特に際立つように感じた。

主幹はすでに無くなっていると思われるが、ヒコバエが主幹なみに太くなり迫力に圧倒される。

そして辺り一帯をカツラ特融の甘い香りが漂い。新緑の美しい葉が風に揺れる。

美しいカツラだ。清流の側でなくてもこれだけ素晴らしいカツラに出会えたことに感動し撮影後もカツラの日影でゆっくりさせてもらった。

岩手県屈指の名木と言える。

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志和稲荷神社の大杉

yoji koyama · 2024年8月1日 · コメントを書く

志和稲荷神社の大杉 詳細

読み方:しわいなりじんじゃのおおすぎ
指定区分:紫波町指定天然記念物
学名:Cryptomeria japonica
樹齢:伝承1000年
樹高:40m
幹周:8.5m
施設:駐車場・トイレ・売店
住所:岩手県紫波郡紫波町升沢前平17-1
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★☆☆
撮影日:2023年7月22日
神社の最奥に聳え立つ大杉
銅板が貼られ、鉄ワイヤーが幹にめり込む
補修が必要なのか?と思うほど堂々とした立ちっぷり
私と大杉 大きさ比較
志和稲荷神社の大杉
この大杉が痛んでいるのはこの露出した根にあるのではないか
志和稲荷神社の看板

岩手県紫波郡紫波町の外れに
多くの人で賑わう神社があります。

大きな鳥居が出迎えてくれ、
縁日ではたくさんの屋台なども出て更に賑わうようです。

志和稲荷神社

そんな神社の奥、小さめの鳥居がたくさん立ち並び
そこには風鈴がたくさんつけられていて風が吹くと一斉にチリーンと鳴り
異世界へ迷い込んだような錯覚を起こす。

志和稲荷神社の鳥居
志和稲荷神社の鳥居

さらに奥に登って行くと大杉が堂々と聳え立っているのが見えてきます。

ゴミひとつと落ちていない手の行き届いた美しい神社

大杉以外にも5m級の巨木が複数立っておりどれも元気だ。

そして最奥の大杉へ行く道中、木々の根が露出し階段のようになっていた。

避けることができない程、辺り一面根が地面を覆っている。そしてそれが大杉の根であることは間違いなかった。しかも地面はカチカチに踏み固められ根は傷んでいる。

これでは大杉の根は呼吸ができないのではないかと感じながら進んだ。

大杉の目の前に立ち、荘厳な雰囲気を放つと同時に痛々しい補修の跡が目に入る。

銅板が幹の半面を覆い、ワイヤーで折れないように固定されている。

じっくり近くで確認すると、幹内の腐食が進み空洞化している部分もあった。

ここまで来てしまったら厳しいかもしれないが、もう少し大杉を労わって根の周辺を何とかしてほしいものだ。もちろん他にも雷など原因はあるかもしれない。

無理な延命は好きではないが、人災によって短命になることは避けたいものだ。

ただ、伝承1000年の大杉は何も言わずそこに立ち見守り続けてくれている。

これからも元気で見守り続けてほしい。

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