2023年7月24日、東北11日目「東北巨木巡礼最終日」
この日は、岩手県盛岡市から宮城県を経由して山形空港へ向かう。
行きの道中でスルーした巨木を見て帰ろうと考えていた。
朝から一気に南下し八坂神社のイチョウを見に伺った。

八坂神社のイチョウ ←詳細はこちら
正直、数値に見合わない大きさだった。行きに寄らないという選択は間違いなかったと裏付けを取った感じだ。
次は、宮城県のトップに君臨する「樹林寺のカヤ」幹周18m
こちらも行きにスルーした巨木。幹周18mはどう考えても言い過ぎだと思っていたからだ。近いし裏付けも兼ねて訪問することにした。

樹林寺のカヤ ←詳細はこちら
やはり数値どおりの迫力はなく、18mとデータ上ではなっているものの6mくらいでした。まぁ気になっていたことだったので、白黒はっきりして良かった。
最後、これだけは外せないと思っていたのが、東北に来て一番最初の巨木「猿羽根楯跡の親杉」この旅、唯一の雨での撮影であり、流れに逆らったことでタイミングを間違えたとも言える巨木。それを最後、晴れの姿を拝みたいと向かいました。

猿羽根楯跡の親杉 ←詳細はこちら
素晴らしい!最後見れて良かった。
これで心置きなく愛知に戻れる。ただパッキングして宅配業者に持ち込んで、レンタカーを返してとやっていると、ギリギリの時間になり滑り込んで飛行機に搭乗しました。
巨木図鑑 出版の裏話 東北編ここまでお付き合いありがとうございます。
この11日間まわって巨木図鑑に採用したのは20本でした。
この旅がなければもっと違った選定になっていただろう。当然のことながら名木もあれば肩透かしもありました。ただ実際巨木を見て感じたこと、地域の雰囲気や美しい景色、おいしい食べ物、温泉、ドライブと楽しいことをギュッと詰めた濃い旅になりました。
東北巨木巡礼は、自分の行動や感情をリアルに残しておきたいと書きとめました。
巨木の歴史や背景にはあまり触れず進んだので、今後ブラシュアップも兼ねて加筆していきたいと考えています。
巨木図鑑 出版の裏話 東北編 完結
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