
池寺の大杉 詳細
| 文化財指定:なし |
| 学名:Cryptomeria japonica |
| 樹齢:300年以上 |
| 樹高:26m |
| 幹周:7.4m |
| 施設:駐車場・トイレ |
| 住所:滋賀県犬上郡甲良町池寺1164-7 |
| 難易度:★★☆☆☆ |
| 樹勢 :★★★★☆ |
| 撮影日:2021年7月11日 |



幹を突き破るように枝を伸ばす異形杉
滋賀県犬上郡甲良町、農業用の溜池のほとりに立つ池寺の大杉。
根元から複数の幹が立ち上がる姿は迫力があり、一本杉というより、いくつもの生命が絡み合って立っているような印象を受ける巨木です。
幹周は7.4m、樹高26m、樹齢は300年以上。
数値だけを見ると超大型というほどではありませんが、近くで見るとその存在感はかなり強いです。幹は複雑にうねり、瘤が盛り上がり、荒々しい樹皮が長い年月を感じさせます。
特に目を引くのは、幹を突き破るように真横へ伸びる大枝です。
杉といえば、まっすぐ天に伸びる姿を想像しがちですが、池寺の大杉はかなり個性的。幹の途中から力強く枝が横へ張り出し、独特な樹形を作っています。
以前はその枝が地面に届くほどだったそうです。
その姿を想像すると、今とはまた違った迫力があったのだと思います。枝ぶりの異様さに惹かれて訪れましたが、実際に近くで見ると、幹の質感や複数幹の迫力も印象に残りました。
周辺は静かな場所で、すぐそばには農業用の溜池があります。
観光地化された巨木ではなく、地域の風景の中に自然と立っているような雰囲気です。
また、このあたりは春になると桜並木が満開になるそうです。
今回は夏の訪問でしたが、桜の季節に訪れれば、池寺の大杉と桜並木を一緒に楽しめるかもしれません。次はぜひ春にも訪れてみたい一本です。
根元から分かれる幹、荒々しい樹皮、横へ走る大枝など、見どころの多い杉です。
滋賀県で個性的な杉の巨木を探しているなら、ぜひ候補に入れたい巨木でした。
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