桃原の牡丹スギ 詳細
指定区分:大豊町指定天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:1,200年 |
樹高:31m |
幹回り:10.6m |
施設:駐車場・トイレ |
住所:高知県長岡郡大豊町桃原1517 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2021年5月3日 |
桃原の牡丹スギは、別名 西豊永の天狗スギとも言われる。
日本一の杉『杉の大杉』から車で36分。
道中は、車一台ギリギリの山道を走ることになるが、時折開ける山の合間から絶景が見える。また切り立った斜面に多くの人が住んでいることに驚く。
熊野十二所神社に到着し人気がない静かな神社の奥に歩くと急斜面にひっそりと佇む桃原の牡丹杉が見えた。
その姿は枝葉がボタンの花を連想させるこんもりと丸みを帯びている。
よくある杉とは全く違う樹形、近づいてみるとたくさんの折れてた枝が角のように見え荒々しく勇ましい。
大枝が折れると普通は腐食などで樹勢が弱ってしまうことが多いが、この杉はその衰えが全く感じられず驚かされた。
急斜面に立っているので撮影は慎重に進めたが、地面が柔らかく何度も足を滑らしながら三脚を調節しと中々時間がかかった。
杉の大杉の後だったので、見劣りするかと思いきや力強いその姿に心打たれてしまった。
かなりの僻地だったが名木に会えて良い旅となった。
↑ Googlemapでの場所はこちら
コメントを残す