三陸大王杉 詳細
読み方:さんりくだいおうすぎ |
別名:老杉(ろうすぎ) |
指定区分:大船渡市指定天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:伝承1500年 |
樹高:20m |
幹周:11.6m |
施設:駐車場 |
住所:岩手県大船渡市三陸町越喜来杉下 八幡神社境内 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★☆☆☆ |
撮影日:2023年7月20日 |
三陸大王杉という異名を持つ老杉
樹齢が1500年とも7000年とも言われる三陸大王杉は、天然記念物指定名称は「老杉」 ただ一般的に呼ばれているのは三陸大王杉のようだ。
損傷があると知ってはいたが、杉の幹周10m越えはやはり実際に見てみたいもの。
駐車場に車を停めると、小高い丘の頂上に大王杉の姿が見える。
すでに凄い大きさなのがわかる圧巻の存在感で君臨している。
足早にカメラを持ち急な階段を登るが、あまり人が来ていないのか蜘蛛の巣が顔にまとわりつく。
焦る気持ちを抑えつつ参拝して裏にまわると・・・なんて太さだ!!
岩手1位の杉、幹周11.6mだがおそらく斜面に生えているので、上の位置で計測しているのだろう。根回りは一体どれほどの太さなんだろうか?13~15mと言われても納得してしまうだろう。
非常に撮影が難しく超広角でも撮れない。いろいろ試行錯誤しつつその偉大な姿を堪能した。落雷が何度も落ちたそうだが、元気な時代の写真があれば見てみたいものだ。
拝殿を右からまわると大王杉の裏へ回れることに気づき行ってみると、痛々しい姿をみることとなった。巨額の修繕費をかけてこれが正解なのか疑問が湧く蘇生外科治療の跡。コンクリートのようなもので固めてあるが、隙間から確実に水が入っている。もう少しできただろうにと思ってしまう。
自分は樹医ではないが、いつかこういった巨木を救えるようにはなりたい。
寿命というものを延命するのは、いいかわるいかという議論に答えはないが、素晴らしい姿を後世に残し続けていきたいと思う。
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