
スギとトチノキの双生樹 詳細
指定区分:岐阜県指定天然記念物 |
樹齢:300年以上 |
樹高:46m |
幹周:6.8m(スギ)/ 3.0m(トチノキ) |
施設:なし |
住所:岐阜県飛騨市宮川町大無雁113 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2021年5月30日 |




「若宮八幡神社スギとトチノキの双生樹」
若宮八幡神社から田んぼ道を徒歩3分程行くと
全国でも珍しい杉と栃ノ木の合体木がある。
私の知る限りではこの組み合わせの合体木はここだけだろう
この合体木は、可能性を考えていくと先に杉がはえて杉のすぐそばにトチノキが芽生え次第に大きくなり合体したと思われる。
ただ合体したといってもそんなに簡単なものではないはずだ。
杉はすでに大きかったと仮定するならば、地面一帯に根が伸び養分を吸い上げている。そこに新参者のトチノキが更に根を割り込ませていくことは容易ではない。
そして幹がくっつき始め一体化した時、この二本の木にはどんなドラマがあったのだろうか?
スギとトチノキは競争より共存を選び、仲良く共に生きていくことを決めたと思えるほど、お互いの樹勢が極めて良いように感じた。
杉は細く高く、トチノキは横に広く葉を伸ばし日光を受け、
根や葉から取った栄養をお互い分け合っている。
崖上に立ち、水分も多く水はけもよく日光も全面によく当たる、
今後の成長が楽しみな微笑ましい夫婦木だった。
若宮八幡神社の三本の天然記念物は、
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