滝の沢の一本杉 詳細
指定区分:山形県指定天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:300年以上 |
樹高:49m |
幹周:11.5m |
施設:駐車場 |
住所:最上郡真室川町釜渕 |
難易度:★★★★☆ |
樹勢 :★★★★★ |
撮影日:2023年7月17日 |
緑豊かな湧水地に凛と立つ滝の沢の一本杉!
舗装されていないが手入れはされている林業用の道を数キロ走る。
道は次第にどこか見たことがある景色へ変わっていく、
岩肌を流れる水、シダ直物や様々な植物が生え、野鳥が囀り、循環を感じる森
「そうだ!この感じは屋久島の原生林と似ているんだ。」
道は細いので対向車が来ないか気になるが、すれ違わず山の深部へ
行き止まり。この道の終着点が「滝の沢の一本杉」になる。
車10台くらいは停めることができる広場は、水を流れる音が聴こえ、雨も降ったせいかぬかるんでいる水分の多い土地
そして少し坂を降りていったところに滝の沢の一本杉は聳えていた。
辺りの植物が黄緑色の新芽を出し、その中に大杉は凛と佇み美しい姿を見せる。
下枝の葉つきはそれほど良くないが、日が当たる上部にはしっかり葉があり樹勢は極めて良好な感じだ。
美しい光景を崩さぬよう慎重に歩き大杉に歩み寄る。よく見ると大杉から3mくらいの場所に湧き水があり、それが流れ出て辺り一帯を潤している。この大杉も辺り一帯の水を吸い上げ巨木と化しているのだと自分も水をガブガブ飲んだ。
この水が自分の体の一部になると思うと嬉しくなる。
天然水とはこのことだと、ペットボトルに詰めその後の旅に備えた。
滝の沢の一本杉は、一帯含め景観が楽しめる素晴らしい場所。広場からのんびりと大杉を眺めながらキャンプなどできたら最高ではないか。湧水で淹れたコーヒーを飲みながら新緑した景観を楽しむ。贅沢に違いない。
行き方
道中の注意点として、軽トラ、四駆などは問題なく走れそうですがぬかるみもあります。林道の入口周辺に浅い川のような水場を通るので車高が低い車は警戒した方がよい。
周辺スポット
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