
旧細川邸のシイ 詳細
| 読み方:きゅうほそかわていのしい |
| 文化財指定:東京都指定天然記念物 |
| 学名:Castanopsis sieboldii |
| 樹齢:300年以上 |
| 樹高:10.8m |
| 幹周:8.1m |
| 施設:なし |
| 住所:東京都港区高輪1-16-25 |
| 難易度:★☆☆☆☆ |
| 樹勢 :★★★★☆ |
| 撮影日:2026年4月3日 |
| 詳しいデータの見方はこちら |






大都会の片隅に残された、奇跡の古木
東京都港区高輪。白金高輪駅から歩いてわずか3分ほどの場所に、「旧細川邸のシイ」は立っています。
高層ビルが立ち並ぶ都心の景色のなかで、こんな場所に本当に巨木があるのだろうかと、思わず半信半疑になるような立地です。
港区といえば、都内でも特に土地の価値が高いことで知られる地域です。
そのような場所にあって、このシイが伐採されることなく今も残されているという事実に、まず心を動かされました。目の前に立つと、この木を守り続けてきた人たちの尽力の大きさを自然と考えずにはいられません。
シイが立つのは、木のために残されたような小さな土地です。
周囲には現代的な建物が並び、その景色のなかに現れる古木の姿は、どこか時代から取り残されたようでもあり、また強い意志を持ってそこに踏みとどまっているようにも見えました。都会の景観には似つかわしくないはずなのに、不思議なほどその場に存在感を放っています。
樹齢は300年以上。
長い年月のなかで、この土地の風景は何度も大きく変わってきたはずです。それでもなお生き続け、今も都心の一角に根を張る姿には、単なる「古木」という言葉だけでは言い表せない重みがあります。
大きな樹木を訪ね歩いていると、山深い場所や神社の鎮守の森で出会うことが多いですが、このシイはそうした巨木とはまた違う印象を残しました。
都市の開発と隣り合わせの環境のなかで、限られた空間に生き続けるその姿は、いつまでも長生きしてほしいと強く願わずにはいられませんでした。
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