巌鬼山神社の大杉 詳細
読み方:がんきさんじんじゃのおおすぎ |
指定区分:青森県指定天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:1000年 |
樹高:41m / 39m |
幹周:9.4m / 8.4m |
施設:駐車場・トイレ |
住所:青森県弘前市十腰内猿沢78−7 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年7月23日 |
歴史ある神社を守り続けた二本の大杉
県天然記念物
大杉二本
昭和三一年五月一四日指定
最鬼山神社の由緒は古く、延磨15年(796)、岩本山北麗に巌鬼山西方寺観音院が建立されたことに始まり、坂玉田村唐 の蝦夷平定祈願のため再建されたと伝えられる。 また、文安5年(1448)に社殿が野火によって焼失したため長見氏によって再建。その後、藩祖津軽為信が修復したほか、慶長9年(1604)にはその子信建が「津軽総領主宮内 大輔莊原臣」銘の鳄口(県重宝)を奉納している。やがて百澤寺に併合されたが、神社は元禄4年(1691) 氏子によって再興され、明治6年(1873)嚴鬼山神社と改称した。 本殿や厨子は、近世津軽地方の小仏堂が神社に変わった典型的なもので、細部の様式などもよく時代の特徴を残している。 また、大杉は樹龄1000年以上、高さ41メートルを越える巨大なもので、県内にはこれに勝るものがなく、神社の歴史を語る こともに、津軽三十三観音の巡拝者をはじめ多くの人々の信仰を集めている。
管理者 巌鬼山神社 弘前市教育委員会
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