東祖谷山の鉾杉 詳細
指定区分:徳島県指定天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:800年 |
樹高:30m |
幹回り:10m |
施設:なし |
住所:徳島県三好市東祖谷大枝35 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★★ |
撮影日:2021年5月3日 |
神が降臨した鉾杉 不思議な犬との出会い
巨木鉾杉へのルートはガードレールがほとんどないような車一台がギリギリの厳しい山道を走ると 鉾神社に着く。
鳥居をくぐると、たくさんの杉の枝葉がふかふかの地面を作り、足音すら聞こえない静かな参道を奥へと進む。
木々が生い茂り辺りは少し薄暗い。そこに突如大迫力で聳え立つ鉾杉。
角のような枝が無数に生えており鉾杉と名付けられたのも納得できる。
急いでカメラを取り出し撮影を始めると夕日が鉾杉の上部にあたり神々しく光り始めた。
ファインダー越しに見えた美しい光景は、「神が降臨した・・・」と本気で思える景色だった。鉾杉は鉾神社の御神木として800年の歴史があり神がいても不思議はない。
その光がなくなり撮影も終盤戦と思っていると、一匹の犬が近寄り吠えてくる。
普段なら噛みつかれないかビビってしまうところだが、
「わかったわかった帰れというんだな」とと犬に話しかけ荷物を持つと時折振り返りながら入口の方に歩いていく。
「入口の巨木も撮りたいんだけど?」と犬に話しかけると、凄い吠えてくる。
もう少し別のところも撮影したかったけど、仕方がない帰ろう。
鳥居を潜り神社から出ると、さささーとどこかに走っていった。
その後、車を走らせて時間を見ると16:40、山を抜けるのに2時間くらいかかる
昼間でも脱輪しそうな細い道、真っ暗だったらかなり危ない道だった。
あの犬が吠えてくれなかったら細く危ない無灯の道を走ることになっていた・・・
あの犬は毎日神社の見回りをしているのだろうか?それとも・・・
ただ細い道を抜け高速に乗る時にはあたりは完全に真っ暗になっていた。
犬が撮影を止めなければおそらくあと1時間は撮影していたと思い犬に感謝した。
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