
善福寺のイチョウ 詳細
| 読み方:ぜんぷくじのいちょう |
| 別名:逆さイチョウ、杖イチョウ |
| 文化財指定:国指定天然記念物 |
| 学名:Ginkgo biloba |
| 樹齢:750年以上 |
| 樹高:20m |
| 幹周:10.4m |
| 施設:駐車場・トイレ・自動販売機 |
| 住所:東京都港区元麻布1-6-21 |
| 難易度:★★☆☆☆ |
| 樹勢 :★★★★☆ |
| 撮影日:2026年4月3日 |
| 詳しいデータの見方はこちら |







戦火を越え東京を見守る大イチョウ
東京都港区元麻布にある善福寺。
その境内に立つ「善福寺のイチョウ」は、東京都最大級の巨木として知られる名木です。
樹齢は750年以上とされ、長い歳月のなかでこの街の移り変わりを静かに見守ってきました。
このイチョウが特に印象深いのは、1945年の東京空襲の記憶を今に伝えていることです。
善福寺は空襲によって本堂が全焼し、この大イチョウもまた大きな被害を受けました。幹に残る焦げ跡は、その凄惨な時代の名残であり、戦火の激しさを無言のまま物語っています。
しかし、実際に目の前に立つと、そうした損傷の歴史を感じさせないほど樹勢は旺盛です。
大きく枝を広げ、力強く芽吹く姿には、幾度もの困難を乗り越えてきた生命力が宿っていました。傷を抱えながらもなお生き続けるその姿は、ただ大きいだけではない、深い存在感を放っています。
焼け野原となった東京を見つめてきたこのイチョウは、今の平和な街並みをどのような思いで眺めているのでしょうか。
長い歴史と記憶をその幹に刻みながら、今日も変わらず、この街を静かに見守っているように思えました。
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