
指宿神社のクス 詳細
| 読み方:いぶすきじんじゃのくす |
| 別名:揖宿神社のクス |
| 文化財指定:鹿児島県指定天然記念物 |
| 学名:Cinnamomum camphora |
| 樹齢:伝承700年 |
| 樹高:31m |
| 幹周:8.6m |
| 施設:駐車場50台・トイレ |
| 住所:鹿児島県指宿市東方733 |
| 難易度:★★☆☆☆ |
| 樹勢 :★★★★☆ |
| 撮影日:2017年9月16日 |
| 詳しいデータの見方はこちら |




大楠が群生する、指宿の総鎮守
鹿児島県指宿市東方に鎮座する指宿神社。
正式には「揖宿神社」と表記され、古くから指宿の総鎮守として崇敬されてきた神社です。境内には楠の巨樹をはじめ、大銀杏、椋、那岐などの大樹が群生し、神社全体が深い森に包まれています。
指宿神社の見どころは、一本の大楠だけではありません。
樹齢700年以上と推定される大きなクスノキが8株も残っており、さらに樹齢500年とされる大銀杏・椋・那岐などもあわせて、鬱蒼とした社叢を形成しています。この森は「揖宿神社の社叢」として、鹿児島県の天然記念物に指定されています。
境内に足を踏み入れると、まず感じるのは一本の巨木の迫力というより、森そのものの濃さ。
大きなクスノキがいくつも立ち並び、枝葉が空を覆い、神社全体を静かな緑の陰で包み込んでいます。
樹齢700年を超えるクスノキが8株もある場所は、なかなかありません。
それぞれの木が独立した巨木でありながら、全体としてひとつの森をつくっているところが、指宿神社の大きな魅力です。一本の御神木を見上げるというより、700年以上の時間が積み重なった空間の中に立つ感覚に近いかもしれません。
指宿神社はJR二月田駅から徒歩約5分、JR指宿駅から車で約7分とアクセスも良く、駐車場もあります。指宿温泉や砂むし温泉と合わせて訪れやすい場所にありながら、境内に入ると街中とは思えないほど落ち着いた空気に変わります。
クスノキの生命力は強く、長寿の木として神社や集落の中心に残されてきました。
指宿神社のクスもまた、単に大きな木というだけでなく、この土地を長く見守ってきた存在。指宿の総鎮守としての神社の歴史と、700年を超える大楠の森が重なり合い、境内全体に神聖な雰囲気を生み出しています。
巨木巡りとして訪れるなら、一本ずつ幹の太さや樹形を見るのも良いですが、ここではぜひ少し引いて、森全体を眺めてほしい場所です。
幹、根、枝、葉、そして社殿。
それらが一体となって、指宿神社ならではの鎮守の森をつくっています。
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