
大滝神社の大スギ 詳細
読み方:おおたきじんじゃのおおすぎ |
別名:大滝神社の大杉 |
指定区分:福井県指定天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:300年 |
樹高:23m |
幹周:7.1m |
施設:駐車場・トイレ(麓にある大瀧神社にあり) |
住所:福井県越前市大滝町 |
難易度:★★★★☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年7月2日 |






苦労の先に感動あり、それを体験できる大滝神社の大スギ
標高326mの大徳山に大滝神社が鎮座している。
低山と思って侮ってはいけない。その登山道は意外に息が上がる急斜面
まだかまだかと登って行くと、立派な大滝神社が現れる。どうやってこの地にこれだけ立派な神社を建設するには相当の時間と技術が必要だったに違いない。
ただここに大滝神社の大スギは立っていないことに愕然としつつも更に登って行く。登山道に鳥居が見え徐々に大杉が見えてくるドラマティックな展開。
ようやく到着した!という気持ちと、荒々しく凛々しい大杉の存在感にダブルの感動が押し寄せる。来て良かった!素晴らしい!
大滝神社の大スギの枝は、殆どが折れ千手観音のようになっていて上部の一部の枝しか葉がついていない。
環境の厳しさを物語るその樹形。老木ながら威厳を持つその姿に感動すら覚える。
幹周7.1mとは思えないその存在感は福井を代表する名木と呼べる。
しばらく腰をかけのんびりとした時間を過ごしていると、鳥たちが囀り、光が射し込み美しい緑の世界を見せた。
大滝神社の大スギへの行き方は、麓の大瀧神社駐車場に車を停め、そこから40~50分程の登山が必要。整備された登山道で非常にありがたいが斜度が結構ありすぐに息が上がる。トレッキングシューズか登山靴で行くことをオススメする。また水場がないので水分を必ず持っていくようにと、真夏にスニーカーで水分・軽食を持たず行ったことで大変厳しい思いをした私が言うので間違いないです。
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