
ウィルソン株 詳細
指定区分: 国指定特別天然記念物(屋久島スギ原生林として ) |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:2,000年 |
樹高:42m |
幹周:13.8m |
施設:なし |
標高:大株歩道 標高1,030m |
難易度:★★★★☆ |
樹勢 :★★★☆☆ |
撮影日:2021年10月7日 |



ウィルソン株には大きな穴が開いており中に入ることができ、見る場所によっては「ハートマーク」に撮影できることからフォトスポットとなっている。
この巨木は、倒木ではなく1586年、豊臣秀吉の命令により大坂城築城・京都の方広寺の為に切られたといわれている。
方広寺は落雷による火災により焼失しており現在、ウィルソン株を使った建物は見ることができない。
日本を訪れたイギリス人の植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン博士が紹介したことから由来となっている。
いずれにせよ、巨木の内部に入れる場所は全国捜してもごくわずかのため、中に入って神聖な空間を堪能しておきたいところだ。
中には祠があり、わずかに湧水も出ている。きっとこの水を栄養源に巨木になったに違いない。切り株の上には二代目の芽が伸び数百年後、また巨木として屋久島に君臨するだろう。
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