窓杉 詳細
読み方:まどすぎ |
別名:最上峡の窓杉 |
指定区分:なし |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢:不明 |
樹高:30m |
幹周:8.5m |
施設:なし |
住所:山形県最上郡戸沢村古口土湯 |
難易度:★★★★★ |
樹勢 :★★★★★ |
撮影日:2023年7月16日 |
竜王杉から20m奥に見える窓杉は少し高い位置に立っており
太い幹から真っすぐ伸びる大枝。そう中を縫うようにくねりながら伸びる大枝。
その少し異質な姿がヌ~と草木の小高い丘の上に見えてくる。
どこか狐の顔のように見えるその樹姿を見て、武者震いとも鳥肌ともわからない感覚があった。薄暗くなった森でゾクゾクする窓杉は竜王杉にも劣らぬ樹形だ。
その姿とは裏腹に窓杉という、かわいい名前が付けられている。その名は、幹に楕円形の穴が空いていて向こう側が見えることからそう呼ばれ始めたんだろう。
隣の竜王杉との名前のギャップが凄い。どちらが王かと言われれば迷う程の迫力なのに・・・ゆっくり近づき見る角度で変わるその姿をなめるように目で追った。
楕円形の窓から新緑の葉が覗く。美しい景色を幹のフレームから覗くのは贅沢だ。
それを見て、窓杉という名前もなかなか良いものではないかと変に納得した。
窓杉から竜王杉を眺めると、草木が生い茂る緑の世界に王と王女が鎮座しているように見え格別な景色。冒険感満載の窓杉・竜神杉ルート。道がわからないと大変だけど見てほしい景色だ。
窓杉は非常に崖っぷちに立っており、この記事の最初の写真が超広角レンズでも限界。草木で崖が見えないこともあるので滑落には十分に注意をしてほしい。
周辺スポット
↑ Googlemapでの場所は黒杉
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