府馬の大クス 詳細
読み方:ふまのおおくす |
指定区分:国指定天然記念物指定 |
学名:Machilus thunbergii |
樹齢:1300年以上 |
樹高:13m |
幹周:8.6m |
施設:駐車場 |
住所:千葉県香取市府馬2395 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★☆☆ |
撮影日:2023年7月29日 |
国指定天然記念物のタブノキの巨木
その樹齢は、1300年とも1500年とも言われ地域の人に愛されている。
案内板にも記載がありますが、府馬の大クスは、実はクスノキではなく「タブノキ」(学名:Machilus thunbergii)です。ということは、「府馬のタブノキ」が本来付くはずだった名称。指定された時も大クスだったので府馬の大クスと呼ばれることになった。府馬の大クスが立つ公園も大クス展望公園となっていて、そんな小さなこと関係ないと地域の方の呼び名を尊重していくことになったんだろうと思います。
2013年10月16日の台風26号の被害を受け、大枝が折れ樹形が大きく変わりました。その傷跡を癒すように伸びた芽が傷口を覆い何とも哀愁ある姿と感じるのは私だけでしょうか? 空洞化が目立ち、枝が折れても生命を維持しようとする姿に感動すら覚えます。また数十年、数百年の時を経て大枝を伸ばし後世の人々に雄大な姿を見せてほしいものです。
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