
早川のビランジュ 詳細
読み方:はやかわのびらんじゅ |
称号:日本一のバクチノキ(ビランジュ) |
指定区分:国指定天然記念物 |
学名:Prunus zippeliana |
樹齢:300年以上 |
樹高:20m |
幹周:5.0m |
施設:なし |
住所:神奈川県小田原市早川字飛乱地1374 |
難易度:★★★☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年7月28日 |





世にも珍しいバクチノキの巨木『早川のビランジュ』
バクチノキやビランジュと聞いてもあまりピンとこない人も多いのではないだろうか?実は私もそうだった。バクチノキという木を一度くらいしか見たことがなかった。そのあまりみないバクチノキの日本最大を誇るのがこの早川のビランジュ。
いつものようにGooglemapで座標をセットし目指すと・・・うまく到着できない。
高速のような道路を走っていると「到着しました」という。まぁあるあるだと思い座標の少し北側に鈴木アパートを目指して再度走った。その駐車場のすぐ西側に早川ビランジュへ行く細い道がある。小さい案内板もあるが、知らない人は100%通り過ぎてしまうだろう。そこから5分ほど歩道を登ると到着する。
この日は超晴天。ギラつく日差しに汗が止まらない。僅かな時間の登りだったがTシャツを絞ると汗が流れ落ちた。早川のビランジュは遠目には見えない。いきなり現れるのだ。
その赤茶色の大きな存在は、急斜面に立ちこちらに覆いかぶさるような迫力!
近寄ろうとするも、足場は砂地でボロボロと崩れる。スニーカーでは登れないくらいもろい足場。トレッキングシューズくらいは履いてこればよかったと後悔するもとても暑い日の中、車に戻る気にはなれない。賢い方は、登山靴かトレッキングシューズで行かれることをお勧めする。
何とか根元まで来て観察したり撮影したり、自撮りをするために何度も上り下り、ここでTシャツを二回着替えた。夏場は改めて危険だと思った。
バクチノキという名の由来は、灰褐色の樹皮が簡単に剥がれ、内側から赤黄色の肌が見えることから、賭博に負けて身ぐるみ剥がされ丸裸にされる。ことに由来しているそうだ。おもしろいが、なんて由来の木だろうか。
何か大勝負するときは、日本一のバクチノキに訪れてみてはどうだろうか笑
↑ Googlemapでの場所はこちら
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