
葛見神社の大クス 詳細
読み方:くずみじんじゃのおおくす |
別名:葛見神社の大楠 |
指定区分:国指定天然記念物 |
学名:Cinnamomum camphora |
樹齢:1000年 |
樹高:25m |
幹周:15m |
施設:なし |
住所:静岡県伊東市馬場町1丁目16−40 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★☆☆ |
撮影日:2023年7月28日 |










静岡には、日本ランキング第2位の阿豆佐和気神社の大クスがあり、他にも10m以上の巨木が20本とたくさん点在している。
その中で幹周15mを超える巨木は3本。全国トップクラスの巨木が葛見神社の大クス。幹周なんと15m~20mという超巨木
損傷があることは知っていたが、今の状態をしっかり見ておきたいと訪れた。
柵がありあまり近づけないことは残念ではあるが、流石幹周15m以上の巨木、近づくにつれどんどん凄みを増してくる。太い幹を支える根の部分も太く、大枝は3本に分かれて広がるように伸びる。
1996年(平成8年)9月22日に、台風17号の影響で枝2本を破損。そのうちの1本は大枝で、直径50cm、長さが12mほどあり、高さ約10mの部分で折れ、地上に落下しました。
空洞化が進んだ老樹に台風はやはり厳しいものがあったのであろう。
こうして長く生きている巨木が、各地で天災の被害に合い命を落としていっている。やはり大枝1本でも失うと樹形が大きく変わるし、木自体へのダメージも大きい。
葛見神社の大クスもここまで損傷が広がると、衰退する道しかないだろうが、長年生きた長老のような佇まいは今見ることができる。
そしてその姿は、大きい太いなどという簡単なものでなく神々しく何かを語りかけてくるような貫禄がある。この姿は是非見てほしい。
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