虫川の大杉 詳細
読み方:むしがわのおおすぎ |
指定区分:国指定天然記念物 |
学名:Cryptomeria japonica |
樹齢: 1000年 |
樹高:30m |
幹周:10.6m |
施設:駐車場・トイレ |
住所:新潟県上越市浦川原区虫川1429 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年5月21日 |
新潟を代表する名木 虫川の大杉は鉄道の駅名になるほど愛される地元のシンボルツリー
平安時代に創立された白山神社の御神木、伝承1000年の杉の巨木です。
豪雪地帯のこの地で風雪に耐え、樹高30m、幹周10.6mまで成長し、東西27m南北20mと境内いっぱいに広がった立派な樹冠が見事。
1854年の大雪で大枝が折れ、長年銅板で覆われていましたが「虫川の大杉を守る会」が樹木医に依頼し、樹勢回復治療を行い現在は杉皮に張り替えられ景観もよくなっています。
虫川の大杉は、全国的に見ても素晴らしい巨木。
それは巨木の大きさや太さはもちろんのことですが、駐車場、トイレが完備され神社も手入れされ大杉の修繕跡も美しい。地元の人たちのこの巨木に対しての愛を強く感じることのできる巨木なのです。巨木好きの自分としてはとても嬉しいこと。
全国には、地元の人々から忘れ去られた名木がたくさんあり残念ですが、こうして町おこし的に大杉を丁寧に保護していただいているおかげで気軽に見に行くことができ多くの人が訪れるきっかけになっているのは、町おこしのお手本のようにも感じます。
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