
糸碕神社のクスノキ 詳細
| 読み方:いとさきじんじゃのくすのき |
| 指定区分:三原市指定天然記念物 |
| 学名:Cinnamomum camphora |
| 樹齢:500年 |
| 樹高:30m |
| 幹周:13.0m |
| 施設:駐車場・トイレ |
| 住所:広島県三原市糸崎8-10-1 |
| 難易度:★★☆☆☆ |
| 樹勢 :★★★★☆ |
| 撮影日:2023年9月17日 |






中国地方最大級のクスノキであり 広島県で一番太い巨木でもある。
愛知県の清田の大クスも根周りが肥大している代表格だが、こちらは見事な膨れかたで負け時劣らず素晴らしい。
何故これほど膨らんだのか推測してみたのですが、木に瘤(こぶ)ができる原因は、樹木の枝や幹などの表皮下に細菌や糸状菌が入り込むことできたり、枝が折れたり動物などに傷つけられたりすることによってできます。傷の修復などで瘤ができる訳ですが、そのどれとも違います。
杉にオモテスギ、ウラスギとあるようにクスノキもそういった樹種内での傾向があるのかもしれません。また記憶を辿ると愛知県には樹高が伸びず、横に広がるようにずんぐりむっくりのクスノキが多いので、土の栄養素などが関わっているのかもしれません。
結局、想像ではどこまでいっても答えがない訳ですが、日本古来の考え方だと木に触れると痛みを取ってくれ、それで木が膨らむとかありそうですね。
クスノキと一括りに言っても九州地方・中国四国地方・東海と違う樹形を見せてくれるので、見ていて飽きない。
またおもしろいクスノキに出会えた。
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