海童神社の楠 詳細
読み方:かいどうじんじゃのくす |
指定区分:佐賀県指定天然記念物 |
学名:Cinnamomum camphora |
樹齢:600年 |
樹高:19m |
幹周:11.5m |
施設:駐車場 |
住所:佐賀県杵島郡白石町深浦856−1 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年11月4日 |
有明海からほど近い龍王崎古墳群の入口に海童神社の楠は立っている。
階段を登るところから見えてくるクスノキは、どこをどう計測したら根廻り24.5mとなったのか不思議なほど岩壁にくっついている。
更に階段を昇り海童神社へ足を踏み入れると驚くべき光景が広がっていた。
あちこちからクスノキが生え、空中でぶつかり一体化している!
まるで巨大なタコの触手が踊っているような見たことのない樹形なのだ。
こんな木がかつてあっただろうか?そこまで有名ではない海童神社の楠に衝撃をおぼえた。
近づいて見て、離れて見て、右へ行ったり左へ行ったり角度を変えてじっくり見る。樹冠の枝葉が背景となりそこに踊る木々は美しかった。
長崎・佐賀の旅で日にちと時刻を変えもう一度見たいと、この木に会いに来たほどだ。昼だと逆光になっていたがそれはそれで素敵な光景。早朝は樹皮の模様もしっかり見ることができ良かった。
踊る枝にばかり目がいってしまいどのように幹から枝に繋がっているのか見忘れたのでまた次回行くことがあれば見てみたいと思う。
その後、海童神社から数分山を登ると古墳群があるそうなので行ってみましたが、そこに家があったんだろうなという四角のくぼみなどがあった。
正直、よくわからない世界だ。巨木を撮影し続ける巨木マニアだが、古墳マニアの方がきっと多いんだろうなと引き返しながら思った。
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