
成生岬のスダジイ 詳細
読み方:なりゅうみさきのすだじい |
指定区分:なし |
学名:Castanopsis sieboldii |
樹齢:300年 |
樹高:15m |
幹周:13.8m |
施設:なし |
住所:京都府舞鶴市成生 |
難易度:★★★★★ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2024年5月3日 |







日本一のスダジイは?
京都の最北端、京都府舞鶴市成生にとんでもないスダジイがあるという情報を掴んだ。ただ場所が中々特定できなかったが、調べていくと成生港から成生岬灯台へ船で渡り、そこから歩いて数十分という情報を発見した。
ただこの船は申込制で年に一、二度しか出ていないツアー船でした。
Googlemapにも載ってないし、人里の巨木たちにも載っていない。
これは難解そうな案件だ。陸路で行けないか調べて見ると、何とか歩道あるかも?みたいな地図を発見したので、あまり下調べなしで何とか目標座標まで行ってみることにした。
この辺りの成生岬のスダジイの行き方は別のコラムなどでまた情報を出していきます。
結果からいうと、登山中級者レベルでないとかなり厳しいというのがざっくりとした感想。片道、中級者で1.5時間くらいだろう。初級者なら3時間は見ておいたほうがよい。
ただ目的座標に到着すると、対岸に見える黒く大きな影を見つけることができ発見することができた。狙った場所に巨木があった時の感動は、やったものしかわからない宝探しのような喜びがある。そしてそれが規格外の名木だったりするとものすごく興奮するし達成感もある。
近づけば近づく程大きく見え、斜面にしっかりと根を張ったスダジイが現れた。
支幹と呼んでいいような大枝が何本も真横に伸び日差しを受けとても樹勢も良い。
素晴らしい巨木との対面に声にならなかった。2025年現在、成生岬のスダジイをここまで鮮明にたくさん撮影しているのは、おそらく発信者では自分だけだと思います。京都の名木をじっくり見てやってほしいと思います。
現在、スダジイはどれが日本一だと順位が入れ替わっている状況だ。
それは東京都の御蔵島でスダジイの巨木が大量に発見されたからだ。
ただ、根上なので、じっさい計測の仕方が違い、単幹でもないような樹形。
数値上では、どれが一番かは、主観が入ってしまうことを前提に挙げるなら、一位は島根県の志多備神社のスダジイ。二位にこちらの成生岬のスダジイを挙げる。
また、実際に御蔵の大ジイを見ていないので、いつか確認して判断を改めてしたいと思います。
↑ Googlemapでの場所はこちら ここから徒歩となります。駐車場はなし。
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