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巨木の世界

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スダジイ

伯耆の大シイ

yoji koyama · 2026年2月26日 · コメントを書く

伯耆の大シイ

伯耆の大シイ 詳細

読み方:ほうきのおおしい
文化財指定:国指定天然記念物
選定歴:新日本名木100選
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:伝承1000年
樹高:15m
幹周:11.4m
施設:駐車場スペース
住所:鳥取県東伯郡琴浦町宮場62
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★★
撮影日:2023年10月21日
詳しいデータの見方はこちら

伯耆の大シイ
下から見上げた伯耆の大シイ
伯耆の大シイ
上からも見ることができる
伯耆の大シイ
上部がこれだけ発達している木も珍しい
伯耆の大シイ
筋肉隆々の大枝
伯耆の大シイ
大蛇に飲み込まれるような迫力
伯耆の大シイ
どの角度から見ても圧巻
伯耆の大シイ
私と伯耆の大シイの比較
春日神社
春日神社の境内にシイがあるため参拝
春日神社
趣きある拝殿
伯耆の大シイ案内板
伯耆の大シイ案内板

触れて見上げる、千年のスダジイ

伯耆の大シイは、巨木好きにとってたまらない魅力を持つ一本です。
斜面に立っているため、下から見上げて全体の迫力を味わうことができるだけでなく、上側に回り込めば樹冠を間近に見ることもできます。場所によっては幹枝葉に触れられる距離まで近づけるため、これほどの巨木を立体的に体感できる場所はそう多くありません。

ただ大きいだけではなく、体験そのものがとても貴重です。
見上げたときの圧倒的な存在感、そして間近で感じる枝葉の広がりは、写真だけでは伝わりきらない迫力があります。ぜひこのスダジイのスケールを、現地で味わってほしいと思える名木です。

一般にスダジイは、長い年月を経るにつれて幹内部の腐食が進み、老木らしい衰えを見せることが少なくありません。
しかし、樹齢1000年と伝わる伯耆の大シイは、そうした古木のイメージを良い意味で裏切ってくれます。幹も枝も力強さに満ちており、衰退の気配よりも、むしろ今なお旺盛に成長を続けているような生命感を感じさせます。

幹周11.4mという堂々たる規模に加え、この充実した樹勢。
これほどのスダジイは全国を見渡してもそう簡単に出会えるものではなく、国指定天然記念物、そして新日本名木100選に選ばれているのも大いに納得できる一本です。
伯耆の大シイは、まさに日本を代表するスダジイの名木です。

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大頭龍神社のスダジイ

yoji koyama · 2026年2月11日 · コメントを書く

大頭龍神社のスダジイ

大頭龍神社のスダジイ 詳細

読み方:だいとうりゅうじんじゃのすだじい
文化財指定:なし
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:300年以上
樹高:20m
幹周:9.0m
施設:駐車場
住所:静岡県菊川市加茂947-1
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★☆☆
撮影日:2026年2月8日
詳しいデータの見方はこちら

大頭龍神社
大頭龍神社の鳥居と拝殿
大頭龍神社のスダジイ
拝殿の左手奥にスダジイは立っている
大頭龍神社のスダジイ
日差しが射し込み美しい景色
大頭龍神社のスダジイ
ヒコバエがたくさん生え巨大化してきそうだ
大頭龍神社のスダジイ
スダジイの向かいにこれまた立派なスダジイが
大頭龍神社のスダジイ
加茂農村公園から見たスダジイは木々に埋もれてパッと見ではどこかわからない

2026年2月8日、この日は全国的に冷え込み大雪予報。

名古屋でも早朝雪がチラついていた。ノーマルタイヤで行ける場所を考え静岡方面に車を走らせたが、浜名湖で雪が吹雪始め焦りながらも進む。

東名高速は東京方面で通行止めと表示があり。御殿場も通行止めと時間が経つと通行止めが増えてくる。大丈夫だろうか?

菊川市に着くと心配をよそにさっきまでの寒さが嘘のようにポカポカ陽気へと変わった。

この地を選んで正解。そんな気にさせられながらありがたく鳥居をくぐる。

拝殿で手を合わせ、スダジイを探し始めると拝殿の左手に立つスダジイを意外とあっさり見つけることができた。

データ上では幹周9.0mとあるが、そこまでの数値ではないと感じつつ見てまわる。

合体木かもしれないがヒコバエが多くはっきりとしたことはわからなかった。

枝のあちこちに洞があり、腐食が進んでいそうで樹勢は良いとは言えないが葉の付きは割とよく元気そうだ。

スダジイから山道を歩くとおもしろい樹形のスダジイが群生していた。
落ち葉を踏みながらの山道を歩くと久しぶりの感覚がこみ上げ、2026年は屋久島や富山でまた巨木探しをしたいという気持ちになった。

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地蔵ケ平のスダジイ

yoji koyama · 2025年9月21日 · コメントを書く

地蔵ケ平のスダジイ

地蔵ケ平のスダジイ 詳細

読み方:じぞうがだいらのすだじい
文化財指定:伊豆市指定天然記念物
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:1000年以上
樹高:15m
幹周:10.0m
施設:なし
住所:静岡県伊豆市筏場542-1
難易度:★★★☆☆
樹勢 :★★★☆☆
撮影日:2023年7月27日
詳しいデータの見方はこちら

地蔵ケ平のスダジイ
スダジイ正面 マメヅタと苔に覆われた緑の樹皮
地蔵ケ平のスダジイ
幹周10mの超巨木
地蔵ケ平のスダジイ
2m位から大枝は分岐し大きく広がる
地蔵ケ平のスダジイ
私とスダジイ比較
地蔵ケ平のスダジイ
樹齢1000年さすがの貫禄
地蔵ケ平のスダジイ
内部は空洞化が進んでいてる
地蔵ケ平のスダジイ
これまでの正面写真は、この写真の右側(小高い場所)から撮影したもの
地蔵ケ平のスダジイ
根周りは計測できないが相当な太さだ
地蔵ケ平のスダジイ
裏側に回り込むと大きな洞がわかる
地蔵ケ平のスダジイ

地蔵ケ平のスダジイへの行き方

地蔵ケ平のスダジイへは車で行けるのですが、最後の1kmくらいから極端に道が細い場所があり、注意が必要です。僅かながらスペースもあるので徒歩が安全

地蔵ケ平のスダジイ
このように細い道、左右が擦る場所もあり
地蔵ケ平のスダジイ
800m手前くらいのスペースに停めさせてもらい徒歩が安全

訪れたのは、日が暮れ始めた時間帯。夏場でも山に日が落ちると一気に暗くなる。

急ぎたいところだが、道が細すぎて車を1km手前で停め歩くことに

この地域は、筏場のわさび田があり、道中もわさび田を見ることができた。
約3200年前に噴火したカワゴ平火山の溶岩流と火砕流に埋め立てられた谷川では、溶岩流のすき間から湧く清らかな地下水を利用したワサビ栽培が行われている。

親切に看板などもあり、目的地がわかりやすい。少し見上げた斜面にスダジイは聳えていた。

マメヅタと苔に覆われた緑の樹皮、そして幹周10mの巨漢。

樹齢1000年と言われる歴史を感じる幹枝は流石の貫禄。薄暗さも相まって少し妖艶な雰囲気を醸し出している。急いでカメラを準備し撮影を開始した。少し薄暗い感じがこのスダジイにはハマる気がしていたので、早朝か夕方かを狙っていたが正解だったように感じた。

スダジイは、樹齢を重ねると幹がボロボロになるものが多く、地蔵ケ平のスダジイも例外ではなく大きな洞があり、空洞化が進んでいる。

周りに草木が多いので台風など防風林的な役割をしてくれるとありがたいのだが・・・ 何よりこの立派な姿を今見ることができ良かった。

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千福のスダジイ

yoji koyama · 2025年5月10日 · コメントを書く

千福のスダジイ

千福のスダジイ 詳細

読み方:せんぷくのすだじい
別名:西島家のスダジイ
文化財指定:なし
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:300年以上
樹高:15m
幹周:10.5m
施設:なし
住所:静岡県裾野市千福(一般に公開されていない民家)
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★☆☆
撮影日:2025年2月24日

千福のスダジイ
千福のスダジイは、民家に立つため一般公開はされていない
千福のスダジイ
民家の外からみた様子
千福のスダジイ
これくらいが外から見れる限界
千福のスダジイ
許可を取り庭に入らせてもらい全貌が明らかになった
千福のスダジイ
根元付近で二手に分かれる樹形
千福のスダジイ
左側の大枝の損傷が激しい
千福のスダジイ
非常に傾いていることがわかる
千福のスダジイ
角度を変えて見ると幅広で薄い幹ということがわかる
千福のスダジイ
捻じれうねりスダジイらしい樹形
千福のスダジイ
大枝を下から撮影
千福のスダジイ
スダジイ全体像

千福のスダジイは一般に公開されているわけではなく、民家の庭に立つ巨木です。

前から気になっていたので、伺うことにしました。

到着すると、樹冠がこんもりとした立派なスダジイ。畑のあぜ道を通り近づくことはできますが、通りすがりの人から見るとかなりの不審人物。そこで民家の戸を叩くことにしました。

住人は快く受け入れてくれたおかげで庭に入り思う存分スダジイを愛でることができました。改めて感謝申し上げます。ここまで詳細に庭から撮影したものは中々ないと思います。

千福のスダジイは、根元から二つの幹枝に分かれていますが、片方は空洞が目立ち損傷が激しい。一見太く見えましたが幅広で薄い幹といった感じでした。

ただ、幹周は10.6mと非常に太くスダジイとしては全国トップ10に入るほど、スダジイ独特の捻じれやうねりもあり見ごたえがありました。

訪問する際は、必ず勝手に入らず家の方の許可を得てからにしましょう。

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成生岬のスダジイ

yoji koyama · 2025年2月16日 · コメントを書く

成生岬のスダジイ

成生岬のスダジイ 詳細

読み方:なりゅうみさきのすだじい
文化財指定:なし
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:300年
樹高:15m
幹周:13.8m
施設:なし
住所:京都府舞鶴市成生
難易度:★★★★★
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2024年5月3日

成生岬のスダジイ
枝幹を複数伸ばし樹冠を広げている。背面から撮影
成生岬のスダジイ
背面から回り込んでいきます。
成生岬のスダジイ
成生岬のスダジイ
私との比較
成生岬のスダジイ
斜面下から見上げると、大きく両手を広げたなんとも素晴らしい樹形
成生岬のスダジイ
野生で育ち樹勢が良く凄まじいエネルギーを持っているスダジイ。
成生岬のスダジイ
見つめられているようでゾクっとする荘厳さがある。

日本一のスダジイは?

京都の最北端、京都府舞鶴市成生にとんでもないスダジイがあるという情報を掴んだ。ただ場所が中々特定できなかったが、調べていくと成生港から成生岬灯台へ船で渡り、そこから歩いて数十分という情報を発見した。

ただこの船は申込制で年に一、二度しか出ていないツアー船でした。

Googlemapにも載ってないし、人里の巨木たちにも載っていない。

これは難解そうな案件だ。陸路で行けないか調べて見ると、何とか歩道あるかも?みたいな地図を発見したので、あまり下調べなしで何とか目標座標まで行ってみることにした。

この辺りの成生岬のスダジイの行き方は別のコラムなどでまた情報を出していきます。

結果からいうと、登山中級者レベルでないとかなり厳しいというのがざっくりとした感想。片道、中級者で1.5時間くらいだろう。初級者なら3時間は見ておいたほうがよい。

ただ目的座標に到着すると、対岸に見える黒く大きな影を見つけることができ発見することができた。狙った場所に巨木があった時の感動は、やったものしかわからない宝探しのような喜びがある。そしてそれが規格外の名木だったりするとものすごく興奮するし達成感もある。

近づけば近づく程大きく見え、斜面にしっかりと根を張ったスダジイが現れた。

支幹と呼んでいいような大枝が何本も真横に伸び日差しを受けとても樹勢も良い。

素晴らしい巨木との対面に声にならなかった。2025年現在、成生岬のスダジイをここまで鮮明にたくさん撮影しているのは、おそらく発信者では自分だけだと思います。京都の名木をじっくり見てやってほしいと思います。

現在、スダジイはどれが日本一だと順位が入れ替わっている状況。

それは東京都の御蔵島でスダジイの巨木が大量に発見されたからだ。

ただ、根上なので、じっさい計測の仕方が違い、単幹でもないような樹形。

数値上では、どれが日本で一番かは、主観が入ってしまうことを前提に挙げるなら、一位は島根県の志多備神社のスダジイ。二位にこちらの成生岬のスダジイを挙げる。

また、実際に御蔵の大ジイを見ていないので、いつか確認して判断を改めてしたいと思います。

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↑ Googlemapでの場所はこちら ここから徒歩となります。駐車場はなし。

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