関根の松 詳細
読み方:せきねのまつ |
指定区分:青森県指定天然記念物 |
学名:Pinus |
樹齢:伝承390年以上 |
樹高:6.0m |
幹周:3.0m |
施設:なし |
住所:青森県三戸郡三戸町川守田 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★☆ |
撮影日:2023年7月22日 |
県重要文化財 関根の松
伝承によると慶長の頃(1596〜1615)、三戸南部家に仕えていた一戸兵部網定が、一戸から三戸へ屋敷を移す際に移植した松と言われています。一戸家によって代々大切に手入れがなされてきたこの松は、いつしか雄壮な姿へと成長を遂げました。
明治14年(1881)、明治天皇の東北巡行で一行か三戸へ宿泊した際、天皇の叔父にあたる北白川宮能久親王は一戸家を宿としました。この時、能久親王は「関根の松」を鑑賞し、あまりにも見事な松であったことから「翠葉千年の緑、貞節克己の操」と讃えました。
皇族が賛辞を贈った松のうわさは瞬く間に広まり、以来、その姿を一目見ようと町内外から多くの人が訪れ、次第に観光名所となっていきました。
昭和47年(1972)、関根の松は青森県の天然記念物へと指定、現在も大切に管理されています。
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