
豊岡のカツラ 詳細
| 読み方:とよおかのかつら | 
| 指定区分:長野県指定天然記念物 | 
| 学名:Cercidiphyllum japonicum | 
| 樹齢:800年 | 
| 樹高:25m | 
| 幹周:11.0m | 
| 施設:なし | 
| 住所:長野県長野市戸隠豊岡1681(民家) | 
| 難易度:★★☆☆☆ | 
| 樹勢 :★★★★☆ | 
| 撮影日:2025年7月6日 | 







戸隠神社から南へ車で10分ほど走ると、幹周11mの大きなカツラの巨木が立つ民家に到着。
民家のため、声をかけしばらくすると80歳位のおじいさんが杖をつきゆっくりと出てきてくれた。
「どこから来たん?」「名古屋からこの木を見に来ました」と世間話をし、しばらくすると杖がないと倒れてしまいそうな状態なのに、何やらカツラの方に歩いていき杖を置き、カツラの枝を掴んだ。
ゆさゆさ枝を揺らしおじいさんも揺れている。
危ない危ないと近寄ろうとすると、おじいさんは枝をボキッと折り戻ってきて、
「いい香りがするよ」と妻に差し出してくれた。
おじいさんはその後も、いろいろ話してくれた。
「元々はもっと背が高いカツラだったけど中が空洞になってきて危ないからと切っていった。」「昔計測した幹周が看板に書いてあるから今はもっと太くなっている」
巨木巡りをしていてこういった木のことを
知っている人と話せることが好きなのでとても良い時間でした。
その後、戸隠へ向かう途中、車で3分ほど走ると辺り一面に蕎麦畑が見えて来た。
7月初旬、蕎麦の花が咲く季節。
白くて小さな花をつける蕎麦の花と緑の葉、美しくて思わず車を降りしばらく眺めていた。
巨木巡りをしているとタイミングよく美しい景色と出会うことがあり、それも巨木巡りの魅力のひとつ。田舎の新鮮な空気を吸い心も体もリラックスで大満足な時間に心が躍った。
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