
津江神社の樟 詳細
| 読み方:つえじんじゃのくす | 
| 指定区分:福岡県指定天然記念物 | 
| 学名:Cinnamomum camphora | 
| 樹齢:800年 | 
| 樹高:40m | 
| 幹周:12.0m | 
| 施設:駐車場・トイレ | 
| 住所:福岡県八女市黒木町本分 | 
| 難易度:★★☆☆☆ | 
| 樹勢 :★★★★★ | 
| 撮影日:2025年3月20日 | 





1km以上先から、津江神社の場所がわかるほど、クスノキの樹冠がひょこり出ている。近づくにつれその樹冠が大きくなり期待に胸が躍る。
はやる気持ちを抑え、カメラの準備をして向かう。
「素晴らしい!素晴らしすぎる!」そんな独り言が出てしまう素晴らしいクスノキが目の前に立っていた。
先に断っておくと、この津江神社の樟は写真で良さを十分に引き出すことができなかった。どう撮っても細く見えてしまうし迫力が伝わらない。様々な位置からレンズを変えて挑戦してみたが限界があった。これだから巨木撮影はおもしろい。
幹周が10mを越えてくると撮影の難しさがグッと上がる。本来の凄みを小さな枠に収めるので当然と言えば当然なのだが、このどうにも収めることができない巨木をうまく撮影できた時、とてつもない嬉しさや喜びがある。簡単に撮れてしまう対象物ならこういった喜びは少ないだろう。
ただ、津江神社の樟をうまく撮りたかったが納得のいくところまで到達しなかった。ですが写真を見て判断するのではなく実際に足を運んでこのクスノキのすばらしさを堪能してほしいと思い、あえてこのような断りをいれてみました。
津江神社の樟は、根が少し浮いていることから土をもって植えられその土が流れたと考えますが、柵まで広がった根が大地からの栄養を受け取っているのがわかります。樹勢は極めて旺盛でどこにも欠点がみつからない見事なクスノキ。
また、次回福岡に来る際は早朝に撮影したいと感じる名木でした。
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