十五社の樟樹 詳細
読み方:じごせのくすのき |
指定区分:和歌山県指定天然記念物 |
学名:Cinnamomum camphora |
樹齢:600年 |
樹高:20.0m |
幹周:14.0m |
施設:なし |
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町笠田東549 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★★ |
撮影日:2022年8月28日 |
十五社の森
支幹が八方に広がりその様が森に見えることから十五社の森と呼ばれています。
看板には十五社の楠と書いてありますが、十五社の樟樹が正式名称のよう。
和歌山県の巨木の中でひと際太い幹回りを誇るこの巨木を楽しみにしていた。
アクセスはJR和歌山線の笠田駅から徒歩五分。車でも容易に到着できるが駐車場がなく道も細いため駐車に苦戦。
駐車スペースを探すためぐるぐると回ったことで、十五社の樟樹を様々な方向から見ることができ撮影ポイントを探ることができこれはこれでよかった。
何とか駐車しこの巨木を前にした時、期待を裏切らない迫力があり一瞬で虜になった。
根元付近から複数に支幹が分かれそれぞれが太く、どの角度から見ても素晴らしくたくさんシャッターを切る。
裏側にまわり撮影していると、一人のおばちゃんが話しかけてくれた。
「あんたどっから来たの?」
「名古屋からです。」
「遠いところよう来てくれたこれ持っていき」
そういうといっぱい巨峰が入った袋を持たせてくれました。
こうした出会いは非常に嬉しいもの、地元の人々が温かく迎え入れてくれてほっこりした気持ちになります。
巨木を撮影し全国をまわっている話やこの巨木がいかに素晴らしいかを話し、何度もお礼を言ってその場をあとにした。
巨木巡りをしているとこうした地元の人とのふれあいが時々あり、旅をおもしろくしてくれる。
甘くておいしい巨峰を食べながらおばちゃんと十五社の森を思い浮かべた。
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