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巨木の世界

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樟

光岡八幡宮の大樟

yoji koyama · 2026年4月24日 · 2 コメント

光岡八幡宮の大樟

光岡八幡宮の大樟 詳細

読み方:みつおかはちまんぐうのおおくす
文化財指定:福岡県指定天然記念物
学名:Cinnamomum camphora
樹齢:300年以上
樹高:29m
幹周:9.2m
施設:なし
住所:福岡県宗像市光岡949
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年9月16日
詳しいデータの見方はこちら
光岡八幡宮拝殿
驚くほど静かな神社。拝殿は綺麗にされている
光岡八幡宮の大樟
拝殿横に佇むクスノキ。狛犬が見ているようだ。
光岡八幡宮の大樟
大地に大きく広がった根を張るクスノキ
光岡八幡宮の大樟
苔むした幹枝
光岡八幡宮の大樟
横から見ると右側の根が垂直に伸びる
光岡八幡宮の大樟
反対側から
光岡八幡宮の大樟
この躍動感がたまりません
光岡八幡宮の大樟
広角レンズで根を主役に撮影
光岡八幡宮の大樟
夜に歩いてますよね
光岡八幡宮の大樟
枝振りも見事!下にも上にも伸び伸びと成長している
光岡八幡宮の大樟案内板
案内板

今にも歩き出しそうな根を持つ大樟

強烈な見た目に惹かれて訪れた、光岡八幡宮の大樟。

静かな境内を進むと、拝殿横に一本のクスノキが立っています。

まず目を奪われるのは、幹ではなく根元。

大地を掴むように大きく広がった根は、まるで今にも歩き出しそうな姿。

末広がりに開いた根元には圧倒的な躍動感があり、ただ立っているだけなのに、生き物のような気配を感じます。

なぜここまで根が露出したのか考察してみました。

かつて根元に塀があり、それが崩れて土が流れたのか。

あるいは参道や境内の整備で周囲が削られたのか。

想像するほど、この樹形の不思議さに引き込まれます。

現在は柵があり、近くまで寄ることはできないのが少し残念ですが、それでも十分すぎる存在感。見る価値のある一本でした。

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平山天満宮の大クス

yoji koyama · 2026年4月19日 · 4 コメント

平山天満宮の大クス

平山天満宮の大クス 詳細

読み方:ひらやまてんまんぐうのおおくす
文化財指定:福岡県指定天然記念物
学名:Cinnamomum camphora
別名:平山天満宮の大楠
樹齢:400年以上
樹高:32m
幹周:9.8m
施設:なし
住所:福岡県宗像市吉留
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年9月16日
詳しいデータの見方はこちら
平山天満宮の大クス
大きさ比較
平山天満宮の大クス
神社の上空はすべてクスの枝葉が覆いつくす
平山天満宮の大クス
苔やシダ、様々な植物が着生し鬱蒼としている
平山天満宮の大クス
クスと比較すると手水舎が小さく見えます

薄暗い境内を覆う、重厚なる大楠

福岡県にある平山天満宮。その境内で出会った「平山天満宮の大クス」は、強い存在感を放つ一本でした。

訪れた日は雨雲が空を覆い、境内全体が薄暗い空気に包まれていました。
人の気配はなく、鬱蒼とした雰囲気が静かに広がり、足を踏み入れた瞬間からどこか張りつめたような空気を感じます。そんな神社の中心に立つ大クスは、周囲の空気ごと抱え込むような重厚感をまとっていました。

この木でまず目を引くのは、その複雑な樹形です。
地表では根が大きく露出しながら四方へ広がり、そこから3本の幹が立ち上がっています。その姿には荒々しさと力強さがあり、長い年月を生き抜いてきた木ならではの迫力がありました。

さらに印象的なのは、境内を覆い尽くすほどに広がる枝葉です。
小さな神社の上に大きく枝を張り、空を覆うように葉を茂らせる姿は、ただ大きいというだけではなく、境内そのものを支配しているかのような雰囲気をつくり出しています。もともとの曇天もあって、その枝葉が落とす影は深く、この場所に独特の暗さと静けさをもたらしていました。

巨木を訪ね歩いていると、開放感や明るさを感じる一本に出会うこともありますが、この大クスはどちらかといえば畏れに近い印象を残します。
神社の静寂、雨を含んだ空気、そして重層的に広がる樹形。それらが重なり合うことで、平山天満宮の大クスはよりいっそう神秘的にうつりました。

静けさのなかに重みがあり、重みのなかに生命力がある。
平山天満宮の大クスは、そんな巨木でした。

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下古毛観音堂のクスノキ

yoji koyama · 2026年4月11日 · 2 コメント

下古毛観音堂のクスノキ

下古毛観音堂のクスノキ 詳細

読み方:しもこもかんのんどうのくすのき
文化財指定:なし
別名:下古毛の大楠
学名:Cinnamomum camphora
樹齢:300年以上
樹高:30m
幹周:11.5m
施設:駐車場スペース
住所:福岡県朝倉市古毛1781
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2026年3月21日
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下古毛観音堂のクスノキ
迫りくる大きな樹冠
下古毛観音堂のクスノキ
右手の建物は観音堂、車は広場に停めることができる
下古毛観音堂のクスノキ
どっしりとした太い幹
下古毛観音堂のクスノキ
圧巻の幹根
下古毛観音堂のクスノキ
大きさ比較
下古毛観音堂のクスノキ
大枝は観音堂を覆う
下古毛観音堂のクスノキ
ところどころ洞がありますがここにフクロウが来るようです

田園にそびえる主

福岡県朝倉市の下古毛集落に立つ「下古毛観音堂のクスノキ」を訪ねました。

この木の魅力は、出会う前からすでに始まっています。
朝倉インターを降りて間もなく、緑豊かな田園風景の中に、遠くからでもはっきりわかる大きな樹冠が見えてくるのです。
その時点で、ただ者ではない雰囲気が伝わってきました。

現地に近づくにつれて、その印象はさらに強くなっていきます。
最初は「大きい木が見えてきた」と思うのですが、歩み寄るたびに、その大きさが想像を超えてくる。
到着すると思わず車を飛び降りて駆け寄りたくなる、そんな引力を持ったクスノキでした。と

幹周は11.5m。
やはりクスノキで10mを超えるクラスになると、迫力は別格です。
目の前に立つと、幹の太さだけでなく、木全体が持つ量感に圧倒されます。
巨木を見慣れていても、素直に興奮してしまう巨木でした。

観察すると、大枝の破損跡なども見られます。
それでも樹勢は良く、全体としてはまだまだ力強い印象を受けました。
破損してできた洞には、時折ふくろうがやって来ることもあるそうで、そんな話を聞くと、この木がただ大きいだけではなく、生きものたちの居場所にもなっていることがわかります。

堂々としたスケールにまず心をつかまれ、
その場の空気の心地よさに、今度はゆっくり滞在したくなる。
次に訪れるときは椅子でも持ってきて、この大楠のそばでのんびり過ごしてみたい。
そう思わせてくれる、見応え十分の一本でした。

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須賀神社大楠

yoji koyama · 2026年2月14日 · コメントを書く

須賀神社大楠

須賀神社大楠 詳細

読み方:すがじんじゃおおくす
文化財指定:磐田市指定天然記念物
学名:Cinnamomum camphora
樹齢:500年
樹高:15m
幹周:10.6m
施設:駐車場スペース
住所:静岡県周智郡森町天宮248
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★☆☆
撮影日:2026年2月8日
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須賀神社大楠
須賀神社大楠
須賀神社大楠
須賀神社大楠
須賀神社大楠
須賀神社大楠
須賀神社大楠案内板

幹周10mもあるクスノキを楽しみに訪問しました。

大きな空洞が何か所もあり、パッと見は樹勢は良くないように感じましたが、よく見ると穴から芽が伸びていたりと樹勢は思ったより良いのかもしれません。

いくつも空いた洞のせいか幹周10mより少し華奢な気がしました。

洞がひとつ目に見え、何度も目が合っているそんな感覚がするクスノキ。

クスノキという樹種は、幹が朽ち果て樹皮だけになって生き延びるくらい生命力が強いので、どんどん回復していくことを願いたい。

破損はあれど、大切に保護されていることが看板からも伝わりました。

案内板には、こう書かれています。

須賀神社クス 市指定天然記念物

須賀神社のクスの幹は三本に分かれていて、1本は直立するように空に向かい、

1本は南東に、1本は南に向かって伸び、社殿を覆っています。推定樹齡500年、

高さ15m、根回り周囲12.1m、目通り周囲10.6mの大木です。平成13年8月

11号で主幹が折れるなどの大きな被害を受け、15年度には樹形を維持するための支柱を設置しましたが、その後の風雨にもよく耐え、樹勢を保っています。

指定年月日 平成17年11月21日

注意

こののクスをみんなで育てていくために、次のことを守ってください。

1.木や根を傷めるので柵の中に入らないこと。

2.大の幹や枝を傷めないこと。

平成30年1月 磐田市教育委員会文化財課

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百舌鳥のくす

yoji koyama · 2026年1月15日 · コメントを書く

百舌鳥のくす

百舌鳥のくす 詳細

読み方:もずのくす
文化財指定:大阪府指定天然記念物
学名:Cinnamomum camphora
樹齢:800~1000年
樹高:13m
幹周:10.1m
施設:なし
住所:大阪府堺市北区中百舌鳥町4-535
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★☆☆
撮影日:2025年10月30日
詳しいデータの見方はこちら

百舌鳥のくす
最初に目に入るクスノキの姿
百舌鳥のくす
まわりこんでみると姿が変わっていく
百舌鳥のくす
まわりこむと全く別の姿に。幹の大部分を失い樹皮だけで立っているようだ
百舌鳥のくす
正面から見たこの姿から、後ろ姿を想像できるだろうか。
百舌鳥のくす案内板

大阪第7位の幹周10mを越えたクスは、筒井家の大きなお屋敷の門前に聳えています。その門を囲い込むような大枝はまるでお屋敷を守っているようです。

やはり10mを越える巨木の迫力はたまりません。特に北側から見る姿はとても力強くどっしりとしています。ただ裏側にまわり込むと驚きの姿。幹の大部分を失いえぐれてしまっていて、樹皮だけで大きな枝葉を支えている。

雷が落ちたのか、台風などでダメージを負ったのかわかりませんが、他の木ならすでに倒れているだろう。クスノキの生命力には度々驚かされる。

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