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イブキ

白鳥神社のビャクシン

yoji koyama · 2026年5月21日 · コメントを書く

白鳥神社のビャクシン

白鳥神社のビャクシン 詳細

読み方:しらとりじんじゃのびゃくしん
文化財指定:静岡県指定天然記念物
別名:白鳥神社の大ビャクシン
学名:Juniperus
樹齢:800年以上
樹高:10m
幹周:4.1m
施設:駐車場スペース・トイレあり
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町妻良1328
難易度:★★★☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2026年5月16日
詳しいデータの見方はこちら

白鳥神社のビャクシン
参拝を終え入口のビャクシンに戻ると鳥居越しにこの姿が見える
白鳥神社のビャクシン
参道側から見たビャクシン太い幹がうねり絡まり驚きを隠せない
白鳥神社のビャクシン
内側から樹皮を突き破るような不思議な光景
白鳥神社のビャクシン
反対側へ回ると支柱もなく伸びる枝は想像を越える
白鳥神社のビャクシン
大きさ比較 この角度が最も好きな顔
白鳥神社のビャクシン
ひとつひとつの理解を越えた枝をまじまじと見る。
白鳥神社のビャクシン
上部にいけばいくほど枝が細かくなり空一面となる
白鳥神社のビャクシン
急に太くなりまた細くなる木の概念を変えてくる
白鳥神社のビャクシン
ずっと見てられるビャクシン。次は早朝と夕焼け時に撮影したい

鳥居の奥で枝が暴れる、伊豆最南端の怪樹

伊豆半島最南端、南伊豆町妻良にある白鳥神社。
その境内に、静岡県指定天然記念物の「白鳥神社のビャクシン」は立っています。

以前からずっと見たかった一本でしたが、実際に目の前にすると、想像していた姿をはるかに超えていました。

樹高10m、幹周4.1m。
数字だけを見れば、巨木として特別に巨大というわけではありません。
しかしこの木は、大きさではなく、枝ぶりと樹形で圧倒してくるタイプの古木です。

まず目を奪われるのは、幹から四方へ伸びる凄まじい枝。
白く剥き出しになった枝が、幹から飛び出し、曲がり、絡まり、また奥へ潜っていく。
どこが始まりで、どこが終わりなのか分からなくなるほど複雑です。

見ていると、まるでふたつの生命体が同じ場所で、それぞれ意思を持って生きているようにも感じます。
内側から樹皮を突き破るように伸びる枝は、木の内側と外側が戦っているようにも見えるし、逆に長い時間をかけて共存してきた姿のようにも見えました。

正面から見ると、太い幹と絡み合う枝の迫力が強く伝わってきます。
一方で横に回ると、この木の異様さはさらに際立ちます。

枝というより、何か別の生き物が木の中を這い回っているような姿。
白い枝、黒ずんだ幹、うねるような曲線。
そのすべてが重なって、理解しようとしてもなかなか追いつきません。

そして印象的だったのが、鳥居越しに見る姿です。
神社の鳥居の向こうに、複雑にうねるビャクシンが立っている。

明るい日差しの中にあるのに、どこか異界めいた雰囲気がある。
普通の木を見ているというより、長い時間をかけてこの場所に棲みついた何かと向き合っているような感覚になります。

ビャクシンは、盆栽の世界でも古木感や枯れの美を表現する樹種として知られています。
白く枯れた部分と生きている幹や枝の対比、ねじれた幹、厳しい環境を耐え抜いたような姿。
この白鳥神社のビャクシンには、その魅力が自然のまま、極端な形で現れているように感じました。

大きさで圧倒する巨木ではありません。
けれど、樹形の迫力、枝の動き、幹のねじれ方、そして神社の空気と合わさった存在感は忘れられません。

伊豆半島最南端で、八百年以上の時間をかけて生まれた理解不能の樹形。
期待の遥か斜め上をいく、強烈な一本でした。

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清滝のイブキ

yoji koyama · 2025年6月14日 · コメントを書く

清滝のイブキ

清滝のイブキ 詳細

読み方:きよたきのいぶき
文化財指定:米原市指定天然記念物
学名:Juniperus
樹齢:700年
樹高:10m
幹周:4.9m
施設:なし
住所:滋賀県米原市清滝
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2025年5月15日

清滝のイブキ
これほど枝葉があるビャクシンを見たことがあっただろうか
清滝のイブキ
白骨化し始めているのか元気なのか弱っているのか?
清滝のイブキ
でっぷりした幹から伸びる枝は、杉や楠と全く違う様相だ
清滝のイブキ
いったいどういう生命体なんだろうか
清滝のイブキ
清滝のイブキ案内板
イブキは別名「ビャクシン」の名前で知られ盆栽などでもよく使われる木。

ねじれ、裂け、なお茂る。謎多きビャクシン

滋賀県米原市清滝に立つ、清滝のイブキ。

ビャクシンという木は、いつ見ても不思議です。
いったいどう成長すればこんな姿になるのか、想像の斜め上をいく樹形に出会うことがあります。

樹齢を重ねたビャクシンは、幹が縦に裂け、樹皮が剥離し、白骨化したような部分と青々と葉を茂らせる部分が混在します。
真っすぐ伸びるものもあれば、ねじれにねじれ、まるで別の生き物のような姿になるものもあります。

清滝のイブキも、まさにその一本でした。

幹周は4.9m、樹高10m。
数値だけを見ると巨木としては突出した大きさではありません。
しかし、その樹形は圧倒的です。

太い幹は複雑に裂け、うねり、そこから無数の枝が絡み合うように伸びています。
白く乾いた木肌、深く刻まれた樹皮、そしてそこに絡む緑のツタ。
枯れているようでいて、上部には青々とした枝葉が密に広がり、生命力の強さを感じさせます。

特に驚いたのは、枝葉の密度です。
ビャクシンの巨木は、白骨化した幹やねじれた樹形に目が行くことが多いですが、清滝のイブキは枝の量がとても多く、幹の迫力とあわせて見応えがありました。

大きさだけでは語れない巨木。
ビャクシンという樹種の不思議さを、強く感じさせてくれる一本でした。

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室戸岬のアコウ

yoji koyama · 2022年5月5日 · コメントを書く

室戸岬のアコウ

室戸岬のアコウ 詳細

読み方:むろとみさきのあこう
文化財指定:国指定天然記念物
学名:Ficus superba
樹齢:不明
樹高:4m
幹周:不明
施設:駐車場・トイレ・売店
住所:高知県室戸市室戸岬町
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2021年5月5日
室戸岬のアコウ
室戸岬のアコウ
室戸岬のアコウ
室戸岬のアコウ

室戸世界ジオパークセンターのアコウ林の中に立ちひときは異彩を放つ木

アコウ林を歩いていると突如現れる
インパクトの強い一本のアコウ

血管のような根は岩肌を這うように伸び
枝葉は縦横無尽に一帯を覆い隠す

ゾクっつと鳥肌が立った。

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大瀬崎のビャクシン樹林

yoji koyama · 2021年12月26日 · コメントを書く

大瀬崎のビャクシン樹林

大瀬崎のビャクシン樹林 詳細

文化財指定:国指定天然記念物
学名:Juniperus
樹齢:300~1,500年
施設:駐車場・トイレ
住所:静岡県沼津市西浦江梨(大瀬神社内)
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2021年2月7日

多くを語る前にビャクシン樹林の写真を見ていただいた方が伝わると思います。

大瀬崎のビャクシン樹林
大瀬崎のビャクシン樹林
大瀬崎のビャクシン樹林
大瀬崎のビャクシン樹林
大瀬崎のビャクシン樹林
大瀬崎のビャクシン樹林
大瀬崎のビャクシン樹林
大瀬崎のビャクシン樹林

大瀬神社内には大小130本の個性的な樹形のビャクシンが自生 

ビャクシンは別名「イブキ」の名前で知られる盆栽などでもよく使われる木。

西伊豆にある不思議な地域「大瀬崎」

陸から突き出たような細長い半島は海に囲まれ

「神池」という淡水の池がある。

周りが海で池は淡水。その謎は解明されていない。

そして周りをビャクシン樹林が囲む。

ビャクシン樹林が見たくて伺うと風は強く海抜も低く海水もかかる過酷な環境。

この状況で実際に1,500年生き抜いていることに驚いた。

大瀬神社内ということもあり神域。

まさに神業なのかもしれない。 

特に特徴的だったビャクシンをピックアップしてみました。

大瀬神社の御神木は、ビャクシン樹林を一番奥に行くと立っている。

こちらも一見の価値ありなのでぜひ見てほしい

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