称名寺のシイノキ 詳細
読み方:しょうみょうじのしいのき |
指定区分:国指定天然記念物 |
学名:Castanopsis sieboldii |
樹齢:700年 |
樹高:14m |
幹周:10.2m |
施設:駐車場・トイレ |
住所:宮城県亘理郡亘理町旭山1 |
難易度:★★☆☆☆ |
樹勢 :★★★★★ |
撮影日:2023年7月18日 |
浄土宗朝日山称名寺に国指定天然記念物のシイノキが立つ
ずっと見たいと思っていた巨木の一本で、門をくぐりその姿を見た瞬間に巨木図鑑に掲載しようと決めた。それほどの衝撃があった。
その姿は、お寺ということもあるのか念が入っているようなオドロオドロシイ形相に感じる人もいると思うが樹種の特徴とも言える。
シイノキという木が基本的に真っすぐ伸びる杉とは違い異形に成長するので人が想像できるような樹形にはならない個人的には大好きな品種。ただ高齢になってくるとボロボロになってくるのでこれほど力強くエネルギーを放っているかのようなシイノキは非常に珍しいと言える。お寺の方々の管理レベルの高さに頭が下がるばかり。
余談だが、この手の木(少し怖い印象)は、インスタなどに投稿してもいいねがあまりつかないのだが、この木はインスタ投稿と同時に海外の人から称賛され2024年5月現在8,000件もいいねがついている。(過去の投稿の最高値は2,500件)
ニッチな巨木という分野でこれほど賞賛されたのは、仮説として盆栽にも見えるからか?海外にこの手の巨木が少ないため珍しがってなのか?純粋にこの木のパワーなのか?
巨木図鑑 出版の裏話10 東北編にも記載したが、この木は東北の巨木の旅の中でも特に人知を超えた存在を感じた一本だった。
それが、インスタでも圧倒的な賞賛の声。奇跡的な出来事が続き驚くばかりだ。
このシイノキが私という存在を通して多くの人々に伝えてほしいと言っているようにも思えた。
そしてこの記事や巨木図鑑で紹介できたことは本当に嬉しいこと。
多くの人がこの木を訪れてくれたら更に嬉しいですね。
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