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巨木の世界

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スダジイ

貫前神社のスダジイ

yoji koyama · 2024年11月21日 · コメントを書く

貫前神社のスダジイ

貫前神社のスダジイ 詳細 

読み方:ぬきさきじんじゃのすだじい
指定区分:群馬県指定天然記念物
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:1000年
樹高:15m
幹周:5.4m
施設:駐車場・トイレ
住所:群馬県富岡市一ノ宮1249
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年11月11日

貫前神社のスダジイ
ゴツゴツした幹は捻じれている
貫前神社のスダジイ
このスダジイは上部が非常に変わっている。巻いている枝、垂直に真っすぐ立ち上がる枝、そして横に乗っているような枝。意味がわからない樹形だ
反対から見るとジグザグな幹
貫前神社のスダジイ
また違う角度から見ると少しずつだが理解が追い付いてくる。
貫前神社のスダジイ
貫前神社のスダジイ
令和4年3月18日に県指定に認定されました。
貫前神社のスダジイ

群馬県、一之宮貫前神社は1500年の歴史を誇るお社です。

その歴史ある神社の御神木は藤太杉ですが、枯死しています。

ただ、この広大な敷地を持つ神社の境内には、貫前神社のスダジイや貫前神社のケヤキが立ち存在感を示しています。

当ホームページでは基本的に幹周8m以下の紹介は殆どしていませんが、今回ご紹介するスダジイは、8m以下でも心揺さぶられた奇樹だからです。

貫前神社のスダジイは、幹がゴツゴツし捻じれあがり上部が膨れ上がり理解ができないほどの樹形をしている。夏場は葉が生い茂り見えないかもしれないが、11月にはその全貌を概ね見ることができた。

見る角度によって全く違う顔を持つこのスダジイに心を奪われた。

駐車場からすぐに立っているので是非ともみていただきたい一本です。

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賀恵淵の椎

yoji koyama · 2024年10月27日 · コメントを書く

賀恵渕の椎

賀恵淵の椎 詳細

読み方:かえふちのしい
指定区分:君津市指定天然記念物
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:不明
樹高:20.7m
幹周:8.5m
施設:駐車スペース
住所:千葉県君津市賀恵渕
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年7月29日

賀恵渕の椎
正面に現れるこの迫りくる異質な表情に畏怖の念を抱く
賀恵渕の椎
シイノキの巨木はこれだからたまらない
賀恵渕の椎
横から見ると45度以上傾いている
賀恵渕の椎
幹はちょうど45度、大枝は25度くらい傾いている
賀恵渕の椎看板

人々の想像を越える巨木シイノキ

椎の木は、スダジイ、イタジイ、 ナガジイとも呼ばれ、地域によって呼び方が違うが同じ樹種になります。椎の木からは、おなじみのドングリが取れます。ドングリの取れる木=スダジイ=シイノキです。

巨木の名称がついているものは、志多備神社のスダジイや称名寺のシイノキなど「シイ」か「スダジイ」が多く、イタジイ、ナカジイという超巨木を私は知らない。

このシイノキの巨木は、どれも人の想像をはるかに超える樹形となることが多く、真っすぐ伸びる杉や街路樹を想像していると面食らうことになります。

また暗い所で見ると恐怖の念すら抱くおどろおどろしい雰囲気にも感じるので、マイナスのイメージを抱いてしまうかもしれません。ですが、この自然の造形美が巨木好きの自分にはたまらないのです。『何故そうなった?』『どういうことだ?』と毎度驚かされます。この賀恵淵の椎も同様、理解不能なほどの樹形でものすごく見たいと思っていた巨木。同県の安久山の大シイノキとも全く違う樹形で、樹種が違うのかと思う程だ。

独自の進化を見せるシイノキもおもしろい巨木だと感じるので興味があれば見てほしいと思います。

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安久山の大シイ

yoji koyama · 2024年10月18日 · コメントを書く

安久山の大シイ

安久山の大シイ 詳細

読み方:あぐやまのおおしい
指定区分:匝瑳市指定天然記念物
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:300年以上
樹高:19m
幹周:10.0m
施設:駐車場・トイレ・協力金200円
住所:千葉県匝瑳市安久山(平山様 個人宅)
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★★
撮影日:2023年7月29日

平山宅のシイ
駐車場に車を停め、すぐに見えるシイノキ
平山宅のシイ
一瞬、この木が?と思うも看板にこちらの木は大シイではありませんと記載してあった。
安久山の大シイの木 看板
民家に立つ大シイなのに何とも親切な案内板
安久山の大シイ
庭の奥に入っていくと大シイが現れる
安久山の大シイ
凄まじい樹形に驚く。皆が口々に賞賛している理由がわかった。
安久山の大シイ
マングローブのような根は今にも動き出しそうだ。
安久山の大シイ
大きさ比較。この大枝も支柱なしだけどしっかり伸びている
安久山の大シイ
少し引いて見てみると大シイの凄まじい全貌がよくわかる

どの角度から撮影しても素晴らしくて、ぐるぐる回って何時間も撮影していた。

平山氏宅

1時間経ったころ、この家に住む平山氏に案内され家に上げていただき様々なお話を聞かせていただきました。映画「母性」のロケ地になった話や、すぐ近くに里山100選に選ばれた景観の話、NHKが取材に来た話など面白おかしく話してくれた。特に印象に残ったのが、「このスダジイは先祖から守ってきたもの、私は小さいころからこんな大きな木がある家は普通ではないと思っていた。そしてこの木で遊びこの木が好きだった。でも私の代で終わりと残念な気持ちだったけど、娘がこの家を継いでくれることになって嬉しいです。」と話してくれた。

娘さんとも挨拶させていただき、なんだかほっこりした気持ちになれた。

母性のロケ場所

私自身も、このスダジイ(しいのき)がいかに素晴らしいかを熱弁して楽しい時間が過ぎました。折角なんで、その里山100選に選ばれた景色も見に行こうと散歩へ

最近ではみなくなった雰囲気ある道の先には
里山100選
田園が広がり、木々が生い茂り電線ひとつない昔とかわっていないだろう景色が広がっていました。
安久山の大シイ
安久山里山テラス 家の向かいにある敷地

スダジイはどれも複雑な樹形で何故そうなった?と考えさせられることが多く、真っすぐ綺麗に伸びている巨木を知らないほどだ。

特徴として温帯から亜熱帯に生息していて北限は佐渡島、福島でも見つかっている。また材が固く大きくなりやすいので全国で巨木となっている。

ただ樹齢を重ねるとボロボロになっているものが多い中、この安久山の大シイは樹勢が良く、まだまだ大きくなりそうな生命力を感じることができる素晴らしい木

どの角度から見ても素晴らしく「顔」がいくつもあるようなそんな魅力あふれるシイノキの虜になった。何時間撮影していたのだろうか?それくらい夢中でシャッターを切っていた。そして平山氏と巨木について話ができ、知らないことをたくさん聞けたし歴史も知ることができたことが大変嬉しかった。近々、私が撮影した写真を贈りたいと思っています。

見にいかれる方は、来られる人用に駐車場まで作ってくれています。

協力金200円かかれたBOXがあるので、ぜひご協力お願いします。

あとこのあたりの山を見ていましたが、原生林?と思う程に木々が元気だったように感じました。きっと水も土壌もいいのだろう。またゆっくり訪れたい土地です。

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称名寺のスダジイ

yoji koyama · 2024年5月5日 · コメントを書く

称名寺のスダジイ

称名寺のスダジイ 詳細

読み方:しょうみょうじのすだじい
指定区分:宮城県指定天然記念物
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:300年以上
樹高:15m
幹周:7.7m
施設:駐車場・トイレ
住所:宮城県亘理郡亘理町旭山1
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年7月18日
称名寺のスダジイ
国指定のシイノキの奥。大きな墓の後ろに聳え立つ
称名寺のスダジイ
3m位のところから複数に分岐し枝を広げる
称名寺のスダジイ
遮るものはない丘の上で大きく枝葉を広げ日光を浴びる

浄土宗朝日山称名寺の境内に、国指定天然記念物のシイノキともう一本、県指定天然記念物のスダジイが立つ。入口から門をくぐり見えるのがシイノキ。その奥にスダジイの順番。

特徴的なのはドーム型の樹冠。国道からその姿ははっきりと見えるほど大きく立派

枝張は東西23m、南北25mにもなる。

境内のシイノキとスダジイ同じ樹種だが、同じ土地で違う育ち方をしていておもしろい。数百年後のこのスダジイを見ることはできないが、どのように育つのか二本揃って見てみたいものだ。

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称名寺のシイノキ

yoji koyama · 2024年5月5日 · コメントを書く

称名寺のシイノキ

称名寺のシイノキ 詳細

読み方:しょうみょうじのしいのき
指定区分:国指定天然記念物
学名:Castanopsis sieboldii
樹齢:700年
樹高:14m
幹周:10.2m
施設:駐車場・トイレ
住所:宮城県亘理郡亘理町旭山1
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★★
撮影日:2023年7月18日
称名寺のシイノキ
本殿直前の赤い門をくぐると正面に称名寺のシイノキが立つ
称名寺のシイノキ
鬱蒼と茂っている葉の間から只ならぬ幹が見える
称名寺のシイノキ
圧巻の一体化した根・幹・枝
称名寺のシイノキ
回り込むと両手を広げたような全く違う姿
称名寺のシイノキ
根を拡大

浄土宗朝日山称名寺に国指定天然記念物のシイノキが立つ

ずっと見たいと思っていた巨木の一本で、門をくぐりその姿を見た瞬間に巨木図鑑に掲載しようと決めた。それほどの衝撃があった。

その姿は、お寺ということもあるのか念が入っているようなオドロオドロシイ形相に感じる人もいると思うが樹種の特徴とも言える。

シイノキという木が基本的に真っすぐ伸びる杉とは違い異形に成長するので人が想像できるような樹形にはならない個人的には大好きな品種。ただ高齢になってくるとボロボロになってくるのでこれほど力強くエネルギーを放っているかのようなシイノキは非常に珍しいと言える。お寺の方々の管理レベルの高さに頭が下がるばかり。

余談だが、この手の木(少し怖い印象)は、インスタなどに投稿してもいいねがあまりつかないのだが、この木はインスタ投稿と同時に海外の人から称賛され2024年5月現在8,000件以上もいいねがついている。

ニッチな巨木という分野でこれほど賞賛されたのは、仮説として盆栽にも見えるからか?海外にこの手の巨木が少ないため珍しがってなのか?純粋にこの木のパワーなのか?

巨木図鑑 出版の裏話10 東北編にも記載したが、この木は東北の巨木の旅の中でも特に人知を超えた存在を感じた一本だった。

それが、インスタでも圧倒的な賞賛の声。奇跡的な出来事が続き驚くばかりだ。

このシイノキが私という存在を通して多くの人々に伝えてほしいと言っているようにも思えた。

そしてこの記事や巨木図鑑で紹介できたことは本当に嬉しいこと。

多くの人がこの木を訪れてくれたら更に嬉しいですね。

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