
安長寺の大クス 詳細
| 読み方:あんちょうじのおおくす |
| 文化財指定:福岡県指定天然記念物 |
| 別名:女樟、赤樟 |
| 学名:Cinnamomum camphora |
| 樹齢:伝承700年 |
| 樹高:32m |
| 幹周:12.0m |
| 施設:駐車場 |
| 住所:福岡県朝倉市八日町772-1 |
| 難易度:★★☆☆☆ |
| 樹勢 :★★★★☆ |
| 撮影日:2026年3月21日 |
| 詳しいデータの見方はこちら |












縁に導かれて出会った、幹周12mの大クス
以前、長崎県の春徳寺を訪れた際、住職さんと巨木の話になりました。
私が巨木巡りをしていることを伝えると、「兄弟が福岡県の安長寺で住職をしていて、そこにすごい大クスがある」と教えてくださったのです。
こうして人づてに知り、いつか訪れたいと思い続けてきた場所へ向かう旅は、やはり特別なものがあります。
名木との出会いは、ただ目的地を目指すだけではなく、人との縁に導かれて生まれることもあるのだと改めて感じます。
安長寺に近づくと、到着する前から大きな樹冠が目に入り、期待が一気に高まりました。
そして門をくぐると、勢いのある堂々たるクスノキが姿を現します。
幹周12mという圧巻の太さ。
そこからは太い幹枝が力強く伸び、根元はしっかりと末広がりに発達しています。
全体のバランスも見事で、数字が示す迫力だけでなく、実際に目の前に立ったときの存在感には思わず見入ってしまいました。
さらに裏へ回ると、一部には約440年前の戦で焼けた跡が残されていました。
それでも、そんな傷の歴史を感じさせないほど樹勢は力強く、たくましい生命力に満ちています。
長い年月を生き抜き、傷を抱えながらもなお旺盛に枝葉を広げる姿には、ただただ惚れ惚れするばかりでした。
話を聞き、その縁をたどってこの木に辿り着いたこともあり、どこか導かれるように出会えた一本のように思えます。
安長寺の大クスは、その大きさや美しさだけでなく、そうした背景も含めて深く印象に残る巨木でした。
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