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巨木の世界

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国指定天然記念物

諫早公園の大クス

yoji koyama · 2024年10月23日 · コメントを書く

諫早公園の大クス

諫早公園の大クス 詳細

読み方:いそはやこうえんのおおくす
文化財指定:国指定天然記念物
学名:Cinnamomum camphora
樹齢:不明
樹高:35m
幹周:11.8m
施設:駐車場・トイレ 
住所:長崎県諫早市高城町1
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年11月4日

諫早公園
雲仙岳から登る朝日に合わせて訪問
諫早公園の大クス
朝日を浴び真っ赤に染まる諫早公園の大クス
諫早公園の大クス
逆光を撮る
諫早公園の大クス
朝日を背に樹高35mの迫力ある姿
諫早公園の大クス
幹周11.8mは圧巻の迫力、樹高ともに見ごたえがあるクスノキ
諫早公園の大クス
赤く染まった幹に緑の苔がより鮮やかに見えた

県外の人が諫早公園と聞いてもピンとこないかもしれないが、眼鏡橋は知っているのではないだろうか。その眼鏡橋は元々諫早城があった跡地の麓にある。

私自身、学生時代修学旅行で来ていたが、その頃は観光名所以外全く興味がなく城跡も巨木も見ていなかった。何故見なかったと悔やんでも仕方ない。

城跡を逸る気持ちを抑えつつ登っていくと頂上付近に諫早公園の大クスが聳えている。地面から3m程で幹は3つに分かれ、樹高35mまで達し、幹周11.8mとその存在感を見せつける。素晴らしい!

眼下には諫早市街、正面には雲仙岳が見え朝日が浮かびあがった。

これが、大クスが何百年と見ていた景色でありとても美しい景観。

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川棚のクスの森

yoji koyama · 2024年10月22日 · コメントを書く

川棚のクスの森

川棚のクスの森 詳細

読み方:かわたなのくすのもり
文化財指定:国指定天然記念物
選定歴:新日本名木100選
学名:Cinnamomum camphora
樹齢:300年以上
樹高:21m
幹周:11.2m
施設:駐車場・トイレ 
住所:山口県下関市豊浦町川棚
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★☆☆
撮影日:2023年9月17日

川棚のクスの森
川棚のクスの森
川棚のクスの森
これらは全て川棚のクスノキの枝である。そのまま放置というのが理解できない。
川棚のクスの森案内板
川棚のクスの森
川棚のクスの森

瀕死の状態から蘇る生命力あふれる奇跡の木

2017年、川棚のクスの森が枯れたという今でも記憶に残るショッキングなニュースが耳に飛び込んだ。川棚のクスの葉が落ちて枯れる寸前というニュースだった。

枝張りは東西に58m、南北53mもあるクスノキをひとめ見たいと思いを募らせていたが、山口県が遠く感じていて中々行けていなかった。いつか行きたい!いつか行こう!と思っている間に枯れてしまった。

まだ完全に枯れた訳ではなかったが、かなり厳しい状態で写真を見た時、自分が知っている元気で雄大な姿はそこにはなかった。

元気な時に会いたかったし、ずっといつでも見れると思っていた。

ハッキリと覚えているのは、川棚のクスの森の枯れたニュースを知ってから、「いつまでもあると思うな」「急がないと枯れてしまったらもう見れない」と、そこから巨木を巡る速度と量が年々加速していったことだ。

弱った姿は胸が痛んで写真も見れなかった。でも完全に枯れる前には見ておきたい。そんな葛藤をしながら数年が経ってしまった。

樹勢はどうか?とたまに調べるくらいでしたが、また驚く記事を見ることとなる。「胴吹きしていきている!」それもかなりの胴吹きだ!

もしかしたら、復活してきたのか?

情報を掘っていくと、これまた知りたくなかった情報が入ってきた。

正確性はわからないが、以下の線が有力だと思っています。

以下

「2017年7月から急激に枯れ始め枝に葉がつかなくなり、樹木医により5段階ある健全度等級のうち下から2番目の「 衰退度Ⅳ(著しく不良)」と診断された。

その後の調査と対策により、ほぼ根は腐っておりわずかに胴吹き芽だけが生えている状況となっている。公園化のための盛り土工事が根への酸素の供給を絶ち、樹勢に決定的な悪影響を与えた可能性が指摘されているが、下関市は枯れた原因は不明としている。環境の急激な変化による根茎への致命的影響を避けるため盛り土の除去も不可であるという。」(Wikipediaより引用)

天災や寿命ではなく、枯れた原因は人であり人災だというのだ。

もちろん故意ではないことはわかる。大切な観光資源ということもわかる。それを整備して更に人を呼び込もうとしたのだろう。

でも人が、これほどの巨木の生命を危機にさらしてしまったのだ。何ともやるせない気持ちになった。

そして2023年9月17日に川棚のクスの森に立った。この日は珍しく小雨が降っていた。

いつもみたいにはしゃぐことも、すぐにカメラを向けることもなく、ただただ立ち尽くしていた。深い悲しみと良かったという安堵の感情が同時に押し寄せ心を揺さぶっていた。ゆっくり歩いてクスノキを眺めた。大枝はぶつ切りにされ横たわっている。胸が痛い。たくさんの枝葉を失いはしたが、何とか復活の兆しが見える様子だった。ほんと良かった。本当によかった。そしてすみませんでしたと頭を下げた。

こんな気持ちで写真が撮れるだろうか・・・ 

でもこの生きようとする姿の記録、復活への姿を収めようと思い数枚だけ写真を撮影した。

湿っぽい話になってしまいましたが、このクスノキが巨木巡りを加速させてくれた鍵となる巨木であり、倒木や枯れることもあると肝に銘じさせてくれた巨木でもあり思い出の一本となっている。

また晴れた日に元気な姿を見に行きたい。

その時はもう少し晴れやかな気分で見れるかもしれない。

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虫川の大杉

yoji koyama · 2024年10月20日 · コメントを書く

虫川の大杉

虫川の大杉 詳細

読み方:むしがわのおおすぎ
文化財指定:国指定天然記念物
学名:Cryptomeria japonica
樹齢: 1000年
樹高:30m
幹周:10.6m
施設:駐車場・トイレ 
住所:新潟県上越市浦川原区虫川1429
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年5月21日

虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉
虫川の大杉

新潟を代表する名木 虫川の大杉は鉄道の駅名になるほど愛される地元のシンボルツリー

平安時代に創立された白山神社の御神木、伝承1000年の杉の巨木です。

豪雪地帯のこの地で風雪に耐え、樹高30m、幹周10.6mまで成長し、東西27m南北20mと境内いっぱいに広がった立派な樹冠が見事。

1854年の大雪で大枝が折れ、長年銅板で覆われていましたが「虫川の大杉を守る会」が樹木医に依頼し、樹勢回復治療を行い現在は杉皮に張り替えられ景観もよくなっています。

虫川の大杉は、全国的に見ても素晴らしい巨木。

それは巨木の大きさや太さはもちろんのことですが、駐車場、トイレが完備され神社も手入れされ大杉の修繕跡も美しい。地元の人たちのこの巨木に対しての愛を強く感じることのできる巨木なのです。巨木好きの自分としてはとても嬉しいこと。

全国には、地元の人々から忘れ去られた名木がたくさんあり残念ですが、こうして町おこし的に大杉を丁寧に保護していただいているおかげで気軽に見に行くことができ多くの人が訪れるきっかけになっているのは、町おこしのお手本のようにも感じます。

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塩原の逆杉

yoji koyama · 2024年10月19日 · コメントを書く

逆杉

塩原の逆杉 詳細

読み方:しおばらのさかさすぎ
別名:雌雄杉(めおとすぎ)相生の杉(あいおいのすぎ)
文化財指定:国指定天然記念物
選定歴:新日本名木100選
学名:Cryptomeria japonica
樹齢:900年~1500年
樹高:35m/40m
幹周:11.5m/8.0m
施設:駐車場・トイレ 
住所:栃木県那須塩原市中塩原11
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★☆
撮影日:2023年11月12日
逆杉
根元にはこんもりと美しい苔がついている
逆杉
二本は根元で繋がっていて、めおとすぎと呼ばれているようです。
逆杉
屋久島の大王杉を小さくした雰囲気。口を開け両手を広げ叫んでいるようだ
逆杉
逆杉
どの角度から見ても絵になる立派な杉です。

栃木県No.1の巨木

駐車場に車を停め、参道を歩くと朱色の橋が見えてくるその右手に聳える二本の杉。栃木県No.1の巨木逆杉だ。

興奮を抑えきれず小走りに拝殿に駆け付け参拝を済ませ逆杉を眺めた。

落雷でもあったのか片方の杉には損傷補修の跡が残る。

ただ、見る方向を変えれば全く損傷のない樹勢の良い巨木に見える。

逆杉が立つ塩原八幡宮は、塩原温泉街の直ぐ近くということもあり参拝客が多く訪れる。

杉の木は、多少は枝が下向きに伸びることもあるが、太い枝が垂れた姿によって逆杉の名がつけられた。二株は東西に並び、根元でつながり西側の杉を雄木、東側の杉を雌木といい、雌雄杉(めおとすぎ)相生の杉(あいおいのすぎ)と呼ばれ親しまれている。

塩原温泉街に来られる際、紅葉を見に来る際に是非とも立ち寄ってほしい逆杉。

私は、塩原温泉に入らなかったので次回は是非入ってみたい。

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法量のイチョウ

yoji koyama · 2024年10月12日 · コメントを書く

法量のイチョウ

法量のイチョウ 詳細

読み方:ほうりょうのいちょう
文化財指定:国指定天然記念物
選定歴:新日本名木100選
学名:Ginkgo biloba
樹齢:1100年
樹高:25m
幹周:14.5m
施設:駐車場・トイレ 
住所:青森県十和田市法量銀杏木
難易度:★★☆☆☆
樹勢 :★★★★★
撮影日:2023年7月23日
法量のイチョウ
幹も枝も見えない葉が密集している法量のイチョウ
法量のイチョウ
新緑のイチョウの葉が生い茂る
法量のイチョウ
近づいてみると何とか幹が見える
法量のイチョウ
長く伸びた気根も見ることができた
法量のイチョウ案内板

国指定天然記念物のイチョウ

案内板より

イチョウは中国大陸が原産。日本に渡来した時 不明だが、僧侶らによって持ち込まれたとの説があ 法量のイチョウは、いつ、誰によってもたらされたの かは不明である。地元の集落に、「この地に昔、善正寺 があり、南祖坊がそこで生まれ、その時に植えられた。」 という伝説があったという(「十和田村史」)。 また、枝や幹から通常気根といわれる乳房状の突起 が多く垂れており、「乳イチョウ」として母乳の出ない 女性たちの信仰を集めていたようである。 このイチョウは、大正十五年十月に、当時の内務省 が全国から5本のイチョウを選び、初めて国の天然記 念物に指定した時の1本である。同時に指定を受けた イチョウは、宮城県の「苦竹のイチョウ」、東京都 「善福寺のイチョウ」、富山県の「上日寺のイチョウ」 佐賀県の「有田のイチョウ」である。

森の神のすぐ近くに立つ法量のイチョウは、駐車場から歩いて3分程で到着する。

一面、葉で覆われたイチョウは大きく両手を広げたような樹形その存在感は見るものを圧倒する。

このイチョウが色づく秋にまた訪れたい。それにしても青森県は素晴らしいイチョウばかりだ。リンゴだけじゃない青森。イチョウももう少しアピールしても良いと思う。

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